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学校法人の中期、事業計画等経営計画を発表しました!!

こんにちは!大和学園採用担当の辻尚です。

今回、学校法人大和学園 長期ビジョン・中期計画・事業計画 勉強会を、

11月6日(金)にオンライン上(『YouTube Live』)にて実施しました!

合わせて昨年同様、部署単位でのディスカッションも実施します。
学園中長期計画・事業計画の確実な理解と、
各校事業計画、各部署事業計画策定に向け、全員で知恵を出し合っていきましょう。
なお今年度より、ディスカッションは勉強会当日ではなく、
期間内であればいつでも実施可としております。
皆さんお一人ひとりの声が、確実に事業計画に反映されるよう、積極的且つ建設的な
ディスカッションを実施してまいります!

【ライブ配信について】

今回は初めての取り組みとして、新型コロナウイルス感染症対策として

オンラインを通じた勉強会を実施!

 

【ライブ配信準備】
法人事務局メンバーを中心に、WEB配信の準備を行っています。
ライブ配信準備(人事部長辻、常務理事田中、総合企画部長作岡、総務部長大谷)
中期計画リハーサル
【ライブ配信の様子】
中期経営計画
常務理事プレゼン
常務理事プレゼンテーション
常務理事プレゼンテーション

【勉強会について】

・長期ビジョン『taiwa vision 100』
・第9次中期計画『レジリエント・アカデミー ~taiwa vision100 1st stage~ 』
・『2021年度学園事業計画』

を発表しました。

ダイジェスト版はYouTubeでもご覧いただけます!

大和学園常務理事田中幹人がシンポジウムに登壇しました!

11/9(月)、専門職に特化した求人サイトを運営されているキャリアマップ主催
『職業教育シンポジウム 「学びの現場から〜コロナ禍を超えて発展する職業教育〜」』に
文部科学省より指名を受け、学校法人大和学園田中幹人常務理事がパネリストとして登壇されました。
常務理事は、コロナ禍においても「学生の学びを止めない遠隔授業プロジェクト」の陣頭指揮を執り、プロジェクトを推進されました。

2020年6月文部科学省より直接の指名を受け、文科省公式動画にて自法人の取り組みを事例発表、高い評価を得ています。

当日は、田中常務理事が文部科学省 教育振興室長 金城氏や
東京の専修学校の校長、副校長関係者とコロナ禍におけるベストプラクティスをディスカッションされました。

大和学園田中幹人常務理事

常務理事の田中幹人によるパネラー登壇
大和学園田中幹人パネリスト
大和学園常務理事田中幹人パネリスト

【WEB配信準備等】

田中常務理事
田中常務理事、事務局メンバー準備

田中幹人常務理事プレゼン

大和学園常務理事田中
大和学園常務理事田中によるプレゼンテーション(オンライン配信準備中)

 

引き続き、学園をあげて学園が標榜するビジョナリー経営のもと、いかなる困難に直面しても、
リスクに真正面から対応し、環境の変化に適応するしなやかな強さを発揮し、
「選ばれ続ける持続可能な学園、学校」の発展に向けて、志高く取り組んでまいります。

コロナ社会対応ビジネスモデル創造事業を京都から推進します。

我が国の新型コロナウィルスに関連する社会情勢に対して、まだまだ油断することはできません。
学園としては今後も引き続き政府や自治体の指針に基づきながら、
できるだけタイムリーに意思決定を行い、教職員、学生の皆さんの安全を第一に、
学園運営を行ってまいります。
そしてこの度、京都府より「コロナ社会対応ビジネスモデル創造事業」が発表されました。
この転換期において、学校法人大和学園では、株式会社キャリエール・インターナショナルから委託を受け、
連携して、ニューノーマルに適応した職業教育の新しい形を模索していきます。
本校では2020年度の前期授業より、オンライン授業と対面授業を組み合わせたハイブリッドラーニングに舵を取ることとしました。
文部科学省の調査によると、2020年4月13日時点では遠隔授業を実施すると回答した
専門学校は回答の約8%、検討中と合わせても20%強程度と言うデータが出ていました。
そんな中、本学では既に4月に入り全学的な勉強会の実施等、速やかなオンライン授業への体制を整え、
現在に至ります。
6月には、日本の教育を司る文部科学省からも評価を頂きました。

具体的には、文部科学省の公式ページで新型コロナウィルスの影響を受けながらも、
オンライン授業等の工夫を行っている教育機関ということで、
京都調理師専門学校の取り組みを紹介いただくこととなりました。

全国でも3000校以上ある専門学校の中において、COVID-19の影響を受けながらも、
先進的な法人・企業運営の取り組みを行っている学校・企業を紹介したいとのことで、

自前の動画を、公式ページに掲載いただきました。

今まさに、国難と読んでも良いこの状況は、高等教育機関にとっても、厳しい状況をもたらしています。

このタイミングで、オンライン授業に踏み切れない高等教育機関も多くあることでしょう。
しかしながら、大和学園としては、学生に対して学びを止めない、常にその時どきで最適な環境を提供すべく、
現在オンライン授業と言う新たな取り組みに着手しています。
最後に、人と人との接触を避けなければならないこの状況下において
「 人の和の広がりを大きくし、もって人類の福祉増進に寄与する」
と言う建学の精神の実現には、非常に困難な時を迎えますが、
現代の文明の様々なツール、手段を活用し、学園理念を実現していきたいと思います。

【参考】

京都調理師専門学校 オンライン授業の紹介

https://www.kyoto-chorishi.ac.jp/blog/21430/

 

オンライン授業の学外からの評価

https://www.taiwa.ac.jp/recruit/blog/hybrid_online_culinary

2020年11月現在プロジェクトを立ち上げています。

11月24日現在、定員50名を超える申し込みをいただいており、反響の大きさに教職員、
社員一同驚いております。
皆さんの期待を裏切ることなく、プロジェクトを推進、京都府の人材育成に貢献してまいります。
コロナ社会対応ビジネスモデル創造事業進捗
コロナ社会対応ビジネスモデルの調査を行っています。
コロナ社会対応ビジネスモデルの調査を行っています。

【大和学園理事紹介】チャンスを掴む嗅覚!仲田校長の積極人生はいつまでも続く…。

2020年9月。

今回の取材は学校法人大和学園理事・京都調理師専門学校の仲田校長。「その時、学園史が動いた!」をテーマにお話を伺いましたところ、「柴田料理研鑽会ですね!」と一言。1988年に京調校「四条キャンパス」が誕生したその時。京都の超有名店のご主人が、京調校を会場に料理の「すべて」を披露する機会が到来。

仲田大和学園理事
仲田大和学園理事

Q:当時の柴田日本料理の講習会「日本料理フォーラム」について、その内容を教えてください。

30年前から行われている歴史の深い講習会で、2代目日本料理フォーラム(以下、フォーラム。一般客を迎えて研鑽会メンバーが調理実演を行なう講習会)が歴史の変わり目です。その講習会の会場が京都調理師専門学校であったこと。そして、京都の名だたる料亭と本校の結びつきがそこから一気に強くなっていったんです。

Q:2代目の研鑽会のメンバーどのような方々ですか?

「瓢亭」の髙橋英一さん、「美山荘」の中東吉次さん、「天㐂」の石川輝雄さん、「ひろや」の廣谷和仁さん、「中村楼」の辻 雅光さん、そして今3代目を率いる「菊乃井」の村田吉弘さん。

京調校が京都の数々の料亭さんとつながり、今もよい関係を築けているのもフォーラムがきっかけです。

Q:仲田校長はどのようなご活躍を?

私は当時35歳くらいで、毎回メンバー皆さんの調理助手を務めました。名だたる料亭の主人が、技術を惜しみなく披露するとあって、135席が毎回満席、全国からお客さんが集まって、本当に大盛況やった。当時は、とくに日本料理はまだ保守的で、その店独自の技術を公開するのがめずらしかった時代。だから京料理の名店が技術を包み隠さず全部見せるということが、まず画期的やったこと。そして料理講習といえば、講師1名が当たり前の時代に、このフォーラムは講師が6名、メニューごとに講師が入れ代わる新しい講習のスタイル。その助手を仲田校長が一手に引き受けることに。

 

「時代になかった講習会を、一専門学校がやりきった。」

Q:その時、京調校が大きく変わったんですね。

「そうです」

Q:講習会の手配、準備、運営と仲田校長が中心となって?

それぞれのご主人とうまくコミュニケーションをとったことで先進的な取り組みが高い評価につながりました。当時ここまでやれた学校はないとおもいます。

Q:ほかにも学園史を振り返って、いかがですか?

いろいろあり過ぎて…。田中誠二理事長が理事になられた日本料理アカデミーの誕生も。私は田中誠二理事長と一緒になって、料理人の地位を、そして大和学園の名誉向上に走り続けてきたと思っています。

2013年に「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録、2017年に食が文化に。これから料理人が力強く羽ばたいていける土台を築いてきたと思っています。

Q:さて、学園はまもなく90周年を迎えます。学園職員生活(1974年入職)46年間の感想をお聞かせください。

学園では働き方改革も導入されて、一人でがむしゃらに何でもやる時代は終わったかなと。

これまで述べてきたように、大和学園は時代の波に乗ってきた学園です。

全員が同じ船にのって、学園の発展にむけて一路邁進してきました。

その力は衰えることなく、この先には見えない荒波もあるでしょうけど、これまでと同じようにうまく波に乗っていけるはず。

なぜなら、その時代を読み取れる教職員がたくさんいる。みんなで知恵が出し合える。そして、学園には歴史があり、伝統があるから。

 

Q::感動しました。仲田校長はすごいですね。

私は新しいことが大好きなんです

 

仲田雅博(なかた・まさひろ)
1952年京都府生まれ。高校卒業後、大和学園京都調理師専門学校へ入学し、日本料理の道を志す。「岡庄」(京都・西大路)に2年間務めた後、同校の調理助手となり、’76年には「HAIHAI RESTAURANT」(米国)へ出向、料理長として働く。’81年に帰国して再び教務を執り、現在、京都調理師専門学校長。2009年厚生労働大臣表彰 現代の名工「卓越技能者」受賞、2016年黄綬褒章受章。

大和学園地域健康栄養支援センターが始動します!

2020年4月、京都栄養医療専門学校に大和学園地域健康栄養支援センター(TAIWAGAKUEN HEALTH&NUTRITION SUPPORT CENTER)を設置し、各事業が始動します。

ご承知のとおり、京都栄養医療専門学校では産学公連携した人々の健康づくりや食・栄養支援、食育活動を継続して行ってきました。

 

今後はこれらの活動を継承しながらも、大和学園地域健康栄養支援センターの名のもと、

新たに健康料理教室、子育て支援、高齢者栄養ケア、スポーツ栄養、健康栄養相談の各事業等を通じて、

さらに地域に密着した活動を行い、地域の栄養や健康の課題解決を図りながら、健康長寿社会の実現をめざしたいと考えています。

 

センター長には4月より本校の専任教授として着任された伊藤節子先生、

本校の教員を中心に、3本柱となる地域貢献事業・研究開発事業・人財育成事業を段階的に展開していきます。

またセンター事業を通じて得られる成果を、養成教育の教育・研究に活用するとともに、

栄養士や管理栄養士、医療事務、診療情報管理士をめざす学生が各事業に参画することで、

より実践的な専門職業人の養成につなげます。

 

京都栄養医療専門学校の教職員が心をひとつに、大和学園地域健康栄養支援センターを生み育てていきますので、引き続き皆様のお力添えをよろしくお願いします。

<2020年度の主な実施事業>
●透析食講習会 ●スポーツ栄養サポート ●適塩クッキング教室
●腎臓病料理教室 ●スマイルシード子ども食堂
●小学校、幼稚園、保育園、児童館等における食育活動

 

>>>https://sites.google.com/st.taiwa.ac.jp/chiikikenkosite

専門学校オンライン授業の事例紹介【学校法人大和学園】

平素は学校法人大和学園の教育に対しまして格別のご理解とご支援を賜り、厚く御礼申しあげます。

今回は専門学校におけるオンライン授業の紹介を記事に、ご紹介させていただきます。

本学では、新型コロナウイルスが全国的に感染拡大状況になる前より、段階的にオンライン授業の準備を行い、

新年度が始まる2020年4月より全学的な勉強会の実施を行ってまいりました。

遠隔授業・オンライン授業実施に伴うすべての工程を自前で行っています。

特に、学園・学校が準備する既存のカメラマイク付きパソコンやスマートフォンを上手く活用しながら、

遠隔授業・オンライン授業を準備してまいりました。

今回本記事でもオンライン授業に関する動画をいくつかご紹介しますが、今後も引き続き

本学の取り組み・ノウハウを動画で配信し、広く世界に発信することで、職業教育の全体の質的向上につなげ、SDGsの推進にも寄与してまいります。

 

オンライン授業実施の背景

我が国における新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、4月より発出されていた政府による緊急事態宣言は、京都・大阪・兵庫については5月21日付で解除されました。

このような中、本校では当初5月11日より校舎での対面による授業を予定しておりましたが、収

束の見込みがたたない状況の中で、感染拡大の防止および学生一人ひとりの安全と健康を第一に考え、

また、勉学の機会を確保するため、前期授業については、オンライン(=遠隔)授業(動画配信、資料・課題提供等)としてすでに開始しております。

学生の皆さんには多大なご不便をおかけし、また、保護者の皆様にも大変ご心配をおかけいたしております。

本校での対面授業や学校生活を楽しみにしておられる皆さんのことを思うと、

苦渋の決断ではございますが、健康と安全を守り、教育を止めないための措置であるということを、何卒ご理解賜りますようお願い申しあげます。

もちろん、学則に定められている所定の教育課程については予定通り修了できるよう、カリキュラムの編成を行っております。

オンライン授業の準備

オンライン授業において、コンテンツは全て自前で制作、編集と配信を行っております。

京都調理師専門学校では、行政やメディアと連携を行ってきた実績もあり、

ビデオ撮影や編集などに手慣れているという事もあり、スムーズに準備を行ってきました。

その為全国には様々な専修学校がありますが、その中でも本学のオンライン授業は極めて質の高いコンテンツになっていると自負しています。

実際に、2020年6月には文部科学省からの指名により、オンライン授業に関する先進的な取り組み事例として

公式ホームページにて紹介されることもございました。

では、いくつかの写真でもオンライン授業の準備風景について紹介します。

フレンチオンライン授業オンライン授業の準備 先生

オンライン授業魚のおろし方

 

オンライン授業カフェ

オンライン授業の受講にあたり(学生へのお願い)

詳細については、学生ポータルサイト上に順次、情報を掲載しています。

オンライン・遠隔授業の実施にあたりお持ちのスマートフォン、タブレット等に

「Google Classroom」のアプリケーションをダウンロードしてください。

一部授業では、YouTubeやGoogle meetを使用した動画を使用します。

各科目の単元毎に提供する課題等について提示された提出期限までに、

課題の提出がなされた場合は当該単元について出席とします。

なお、提出遅れならびに未提出は欠席として扱う場合がございますので、ご注意下さい。

課題の提出期限については、単元毎に異なるため、担当教員並びに、オンライン授業システム上の指示に従ってください。学生ポータルサイトにも記載していますので必ず確認してください。

大和学園専門学校グループのオンライン授業

大和学園グループでは、それぞれのオンライン・遠隔授業の取り組みを「見える化」して

本学の学びを止めない、安心・安全な教育環境を多くの方に見ていただけるよう

それぞれの専門学校公式YouTubeのおいて、オンライン授業の様子を公開しています。

在校生・保護者の方はもちろんですが、入学希望者の皆様、就職先事業所の皆様に対して、

本学の取り組みが少しでも伝われば幸いでございます。

京都栄養医療専門学校 オンライン授業

京都調理師専門学校 オンライン授業

京都製菓製パン技術専門学校 オンライン授業

京都ホテル観光ブライダル専門学校 オンライン授業

 

ラ・キャリエール クッキングスクール オンライン料理教室

 

教職員一丸となって新型コロナウイルスと共生する社会における学びを止めない工夫を行います

今後も学生の皆さんに必要な職業教育を提供するため、教職員心ひとつに授業運営と学修サポート、就職支援に取り組んでまいりますので、何卒よろしくお願い申しあげます。

 

関連記事の紹介

専門学校オンライン授業について紹介します【京都調理師専門学校】

https://www.kyoto-chorishi.ac.jp/blog/21430/

専門学校のオンライン授業を実施します。(大和学園)

https://www.taiwa.ac.jp/news/blog/2826/

学びを止めない未来の専門学校におけるオンライン授業の取組を動画で配信!【学校法人大和学園】

https://www.value-press.com/pressrelease/248762

学校法人大和学園グループ

https://www.taiwa.ac.jp/

京都栄養医療専門学校

京都調理師専門学校

京都製菓製パン技術専門学校

京都ホテル観光ブライダル専門学校

ラ・キャリエールクッキングスクール

大和学園地域健康栄養支援センター

大和学園ホスピタリティ産業振興センター

 

【本件に関するお問い合わせ先】
企業名:学校法人大和学園
担当者名:大谷・辻・田中
TEL:0752410891

京都ホテル観光ブライダル専門学校による祇園祭講習会&賞味会

 

人事担当の辻です。
京都の祭りといえば!!
みなさん祇園祭はご存知ですか?

毎年とても暑いですよね。
私もプライベートでも鉾を見に行きましたが、暑くて数分ごとにコンビニなどで涼をとりながら鑑賞します。
また、外国人の方がたくさん見に来られていて、年々祭の規模も大きくなってきてもいます。

さて、7月17日には毎年大和学園の京都ホテル観光ブライダル専門学校において
祇園祭鑑賞会が開催されます。

例年38度を超える暑さでしたが、お客様からは涼しい室内で観覧でき、おいしいお料理を食べることができたと例年以上に好評です。

去年のイベントには、北海道や東京など遠方から来られた方も多く、普段、大和学園のことを知らない方が、このイベントをきっかけに知っていただけたことは、とてもよかったのではないかと思います。また、改めて京都は観光地としての人気が高く、観光客の方の祇園祭への期待も大きいということが、ひしひしと伝わってまいりました。

このイベントを通じて、京都・大和学園の存在を多くの方に知っていただきたいと思います。
ぜひ、一度ご来校ください!!

コロナ禍から生まれたハイブリット型授業(京都大和学園)

法人事務局総務・経営情報グループの伊吹(2020年度入職)です。

今回は、学校法人大和学園(京都府京都市)のハイブリッド型授業のご紹介です。

現場の生の教員よりメッセージが届きました!

 

京都調理師専門学校の例

京都調理師専門学校教員のYです。

今年の2月から新型コロナウイルスが日本でも増え始め、

4月には緊急事態宣言の発令など、今までに経験したことがない状況になり、これまでの生活様式から、新しい生活様式に変わらなくてはならない状況になりました。

しかし、学生の学びを止めることはできないため、学校法人大和学園(京都府京都市)田中幹人常務理事(法人事務局長)を筆頭に本学園ではオンライン授業を取り入れ、

学生の学びを担保することができました。教育コンテンツの作成や、配信、集計、管理など戸惑うことも多々ありましたが、教職協働で進めていくことができました。

田中幹人常務理事より遠隔授業の全学方針説明
田中幹人常務理事より遠隔授業の全学方針説明がなされました。(大和学園各キャンパスにて開催)

京都大和学園田中幹人校長代行

調理実習のオンライン授業では、コックコートの着こなし方や、手洗い、タオルの説明、包丁の取り扱いや、

包丁研ぎといったオリエンテーションに当たる部分から、入学当初に学ぶ基本技術や基本調理、2年次対象に向けたレストラン実習を想定した料理、サービスなど様々な教育コンテンツを作成しました。

京都調理師専門学校・京都製菓製パン技術専門学校では2020年6月15日以降、実習系を中心に対面授業が再開しましたが、

オンライン授業を行っていたためスムーズに対面授業が再開できたと感じました。また、対面授業が再開してからも、予習や復習の教育コンテンツとして動画配信を行っています。

学生たちからは、事前に見られることや復習としていつでも見られるということが、非常に分かりやすいとの声が寄せられています。

教職員も同じことを実感しているため、今後も動画コンテンツを増やし蓄積させて、オンラインと対面のハイブリッド型授業がよいと感じています。

オンライン授業その3 オンライン授業その② オンライン授業その①

 

京都製菓製パン技術専門学校の例

京都製菓製パン技術専門学校教員のSです。

本年度は、新型コロナウイルス感染症による予期せぬ行事日程の変更や中止などが相次ぎ、

校の運営そのものを継続していくうえで多大なる困難が生じることとなりました。そんな中、

京都製菓製パン技術専門学校ではなんとかこの危機にも対応できるよう、教職員一丸となって工夫をしてきました。

本稿では、持続可能な開発目標(SDGs)としての感染症対策ということで、製菓校のショップ実践やカフェ実践で行った、様々な取り組み事例を紹介したいと思います。

まず、(これはコロナ感染症に限ったことではありませんが)徹底した手洗いとアルコール消毒を実施。

また、販売担当者はマスクや手袋、フェイスシールドを着用し、お客様と店員との間にはクリアボードによる仕切りを立てて、飛沫感染・接触感染の防止を図っています。

また、学生には毎日体温チェックを行わせ、体調管理に対する意識の向上を促してきました。そして、来店のお客様には安心してお買い物をしていただくためにも、

ピクトグラムなどの視覚的にわかりやすい素材を用い、これらの取り組みを積極的に告知しています。

一方で、環境に配慮したプラスチック削減への取り組みとして、レジ袋有料化も並行して行い、SDGsに基づく中長期的な配慮も同時に行っています。

以上のような取り組みは、もしかしたら来年以降、下手をすれば数年以上続けなければいけなくなるかもしれません。

もちろん一刻も早い事態の沈静化を祈りますが、万一にも備える姿勢を、我々教員も教えつつ学びつつしながら、今後も持続可能性を共に創出していきたいと思います。

 

ピクトグラム 和菓子処実践での風景

専門学校ってどういう教育をしているの?

こんにちは。
採用担当のFです。
今日は少しかたーい話をしてみましょう。
専門学校教育について、です。
日本の高等教育機関は「大学」「専門学校」「短大」の3種に分けられます。
その中でも専門学校は「職業教育」に特化した学校です。
近年の少子高齢化の流れにあって、高等教育機関は学校種を越えた厳しい競争にさらされています。
しかしながら、そのような状況のなかで、政府の諮問機関である教育再生実行会議は、我が国の産業と文化の力を高めるためには、
新しい学校種である「実践的な職業教育を行う高等教育機関」の創設が必要であると提言しました。
これが、いわゆる「専門職大学」構想なんですね。
これを受けて文部科学省では、2014年4月に「職業実践専門課程」の制度をスタートさせました。
(文部科学省による専門学校への”お墨付き”制度)
幸い、大和学園では、教職員の皆さんの日々の努力のおかげで、
対象となる全14学科で認定を受けることができました
一定以上の良質な職業教育を展開する専門学校の格付けともいえるこの新制度のもと、将来の新学校種である仮称「専門職大学」の設置を見据えて、職業型実学教育の価値創造に一層努めていきたいと思います。
2018年から大和学園では、新・中期経営計画「未来に挑戦、次代へ進化」がスタートしました。
18歳人口が減少していく厳しい環境の中で、
今後の成長・発展に向けて、大きな社会の変化に対応することが求められます。
また、これまでとは次元の違う新たな価値を創造し、社会の変化の先端を切り拓くイノベーションを生み出すことが必要です。
既存の考え方や仕組みに対して、疑問を投げかける視点を全教職員が共有し、創造的に組みなおすプロセスを、力強く進めていきたいと思います。
新年度を迎え、ALL大和学園で「エクセレント・アカデミー」を創り上げていきたいとおもいます!

【理事長メッセージ】新型コロナウイルス感染症と対峙して【大和学園教職員の皆様へ】

(本ブログは2020年4月政府の緊急事態宣言中に学校法人大和学園田中誠二理事長より発出されたメッセージを書き起こしたものです。)
学園教職員の皆様
学園教職員の皆さん、こんにちは。大和学園理事長田中誠二です。
この度、新型コロナウィルスにより、大和学園、そして我が国はもとより、
世界的に経済的な影響が出ています。
ご存知の通り、現在京都府をはじめとする全国には、政府による緊急事態宣言が出されています。
このような中、学園教職員の皆さんには、オンライン授業への取り組みを始め、
おひとりおひとりが、この緊急事態の最中において、一人ひとりの役割をおつとめいただき、今まさにオールtaiwaで、この困難に対峙し、
様々な複雑な業務に対してしっかりと取り組めていること、学園を代表して感謝申し上げます。
さて本学では、新型コロナウィルスに関連する一連の対応について、
2/28の第一報に学園の基本方針を発表してから、4/24現在
に至るまで第7報まで、様々な感染防止への取り組みについて
教職員の皆様にご協力をお願いしてまいりました。
特に、第7報では在宅勤務の範囲を全教職員に拡大しました。
このメッセージを在宅からご覧になっている方もいるかもしれません。
加えて、振替休日取得の弾力化、
年次有給休暇の取得推進と合わせて教職員の皆さんのご理解のおかげで、
学園各校、事務局、ラキャリの運営については大きな混乱を生むことなく、今日に至ります。
しかしながら、我が国の新型コロナウイルスに関連する社会情勢に対して、
まだまだ油断することはできません。
学園としては今後も引き続き政府や自治体の指針に基づきながら、
できるだけタイムリーに意思決定を行い、教職員、学生の皆さんの安全を第一に、
意思決定を行っていきます。
5月11日からは、一定期間オンライン授業に舵を取ることとしました。
文部科学省の調査によると、4月13日時点で遠隔授業を実施すると回答した
専門学校は回答の約8%、検討中と合わせても20%強程度と言うデータが出ています。
今まさに、国難と読んでも良いこの状況は、高等教育機関にとっても、厳しい状況をもたらしています。このタイミングで、オンライン授業に踏み切れない高等教育機関も多くあることでしょう。
しかしながら、大和学園としては、学生に対して学びを止めない、常にその時どきで最適な環境を提供すべく、現在オンライン授業と言う新たな取り組みに着手しています。
教職員の皆様には大変なご苦労をおかけしますが、皆さんの、そして学園の未来のため、どうかご協力ください。
最後に、どうか、教職員各位そして皆様のご家族の健康と安全を守るため、
不要不急の外出を初めとする政府、自治体、本学の基本方針への、ご理解とご協力、実践のほど、どうかよろしくお願いします。
最後に、人と人との接触を避けなければならないこの状況下において
「 人の和の広がりを大きくし、もって人類の福祉増進に寄与する」
と言う建学の精神の実現には、非常に困難な時を迎えますが、
現代の文明の様々なツール、手段を活用し、学園理念を実現していきたいと思います。
2020年4月24日 学校法人大和学園 理事長 田中誠二