こんにちは。事務局のM.Tです。
季節は節分!京都は吉田神社では、毎年この時期に【節分祭】が行われます。
夕方の早い段階からすごい人ごみ。
吉田神社の節分祭
この節分祭のメインは、2日の夕方の追儺式(追儺の儀)と3日夜の火炉祭となっています。
節分行事は、古く宮中の年中行事「追儺」に由来するとされておりまして、
さらにさかのぼれば元は中国の儀式によるらしいです。
2月2日の午後6時ごろから始まる「追儺式」、別名「鬼やらい神事」は、その古い形を体現するイベントとなっています。鬼も登場しています。
追儺の儀
平安時代に行われていたという、追儺の儀。
追儺式は、本宮前にて行われる、方相氏という四つ目の神が鬼を退治する儀式です。
三叉の戟にて方相氏がだんだんと鬼の力を削いでいくのがこの儀式の最大の見どころとなっています。
法螺貝の音が響き、大祓の祝詞が読まれていくと鬼の声が近づいてくる。。。
会場にいる子供たちの泣き声も沢山聞こえてきます。
鳥居から、赤鬼・青鬼・黄鬼が大声をあげながら登場し、鬼は、怒り・悲しみ・悩みを表しているとのこと。
鬼たちが歩き出すと、方相氏と控えた火を持った子供たちが活躍。力を合わせて
鬼を弱らせるのです。
儀式の最後には、
今年年男を迎えられる選ばれた還暦の男性、弓を射て清めることとなっています。
その役回り(上卿)を当学園理事長田中誠二が務めることとなりました。
この吉田神社では、室町期に再興して以来、毎年行われているとのことです。
写真とともに、簡単に報告いたします。
吉田神社には、お菓子の菓祖神社やお料理の神様の山蔭神社があり、
新キャンパス構想での調理・製菓学校が今年は校舎が完成することもあり、
幹部一同でのお参りも済ませました。
これから、さらに良い1年となるよう大和学園教職員一同、頑張ってまいります。