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京都製菓の先生が凄い!第54回西日本洋菓子コンテスト「味と技のピエスモンテ部門」で入賞

京都製菓製パン技術専門学校教員のOです。

去る2013年9月29日(日)京都調理師専門学校において「第54回西日本洋菓子コンテスト」が開催されました。

このコンテストは洋菓子業界発展の一助として、パティシエの技術向上を図るため昭和33年から開催されている伝統あるコンテストです。3年ごとに大阪、神戸、京都で行われ、本年度は京都での実施。

今回、西日本洋菓子コンテストに出品させて頂き誠に感謝しております。また賞を頂けたのも、京都製菓製パン技術専門学校鮫島校長はじめ多くの先生方のアドバイスのおかげだと感じております。

私が出場した味と技のピエスモンテ部門は、持ち込み部門で高さ約1mのアメ細工の作品のデザイン性と直径18㎝ムースの味覚審査になっています。
ムースの味は、薄力粉が入らないチョコレートのスポンジに、クルミのキャラメリーゼ、洋ナシのコンポート、キャラメルムース、ブリュレをサンドして、シナモン風味のミルクチョコのムース、複雑ですが全体的に食べやすい味になる様に仕上げました。

アメ細工のテーマは「梅雨」紫陽花、蛙、蝶、を作り、ケースの中に雨を降らすイメージで、作品に動きが出る様に仕上げてみました。制作は約一か月前から行い、材料にグラニュー糖を約30キロ使用しています。
実は作品を作った後の運搬作業が一番大変で、車で運搬する場合は時速10キロぐらいで大阪から京都の30~40キロの距離を約7,8時間かけて運搬します。作品制作、搬入ともに繊細な作業が必要になってきます。

今回のコンテスト出場で、挑戦する事の大切さを改めて感じました。今後も製菓校の先生方と共に挑戦をし、色々な経験を積み重ね学生に還元していきたいと思います。
また入賞後、たくさんの先生方から激励のお言葉を頂き、非常に嬉しく感じております。本当にありがとうございました。

京都栄養医療専門学校CSV活動をより身近に感じる1年に

京都栄養医療専門学校のKです。

本校では、SDGsの17の目標のうち、「目標3:すべての人に健康と福祉を」と「目標4:質の高い教育をみんなに」の達成に大きく貢献しています。

透析食講習会や慢性腎臓病(CKD)料理教室、適塩クッキング教室など、病院関係者や患者さんと関わる機会が多くあり、

患者さんの持つ病気や嗜好に合わせて、講義や調理実習が展開されています。調理実習では学生と参加者が一緒に取り組み、お互いに新たな発見や刺激を受けることができ、とても貴重な機会となっています。

 

実際に参加された方からは「実践的で自分に合った献立や調理方法を学ぶことができた」といった声をいただき大好評でした。

また学生たちにとっても「実際の患者さんと関わることで学習意欲が高まった」という感想がありました。

 

この活動をSDGsに紐づけると、目標3の一人ひとりに合わせて健康的な生活のサポートを行っている点と目標4の実践的な質の高い教育を提供している点において深く関わっています。

 

今年度、京栄校では大和学園地域健康栄養支援センターが設立される年であり、

またCSV推進委員会10周年の年でもあります。

 

イベントの創出やSDGsに関する表彰制度等、新たな取り組みはもちろん、日々の取り組みが世界の目標達成につながっているという視点をもって、今後も啓発活動をしてまいります。

慢性腎臓病(CKD)料理教室で
撮影した集合写真です。

大和学園地域健康栄養支援センターが始動します!

2020年4月、京都栄養医療専門学校に大和学園地域健康栄養支援センター(TAIWAGAKUEN HEALTH&NUTRITION SUPPORT CENTER)を設置し、各事業が始動します。

ご承知のとおり、京都栄養医療専門学校では産学公連携した人々の健康づくりや食・栄養支援、食育活動を継続して行ってきました。

 

今後はこれらの活動を継承しながらも、大和学園地域健康栄養支援センターの名のもと、

新たに健康料理教室、子育て支援、高齢者栄養ケア、スポーツ栄養、健康栄養相談の各事業等を通じて、

さらに地域に密着した活動を行い、地域の栄養や健康の課題解決を図りながら、健康長寿社会の実現をめざしたいと考えています。

 

センター長には4月より本校の専任教授として着任された伊藤節子先生、

本校の教員を中心に、3本柱となる地域貢献事業・研究開発事業・人財育成事業を段階的に展開していきます。

またセンター事業を通じて得られる成果を、養成教育の教育・研究に活用するとともに、

栄養士や管理栄養士、医療事務、診療情報管理士をめざす学生が各事業に参画することで、

より実践的な専門職業人の養成につなげます。

 

京都栄養医療専門学校の教職員が心をひとつに、大和学園地域健康栄養支援センターを生み育てていきますので、引き続き皆様のお力添えをよろしくお願いします。

<2020年度の主な実施事業>
●透析食講習会 ●スポーツ栄養サポート ●適塩クッキング教室
●腎臓病料理教室 ●スマイルシード子ども食堂
●小学校、幼稚園、保育園、児童館等における食育活動

 

>>>https://sites.google.com/st.taiwa.ac.jp/chiikikenkosite

教員のやりがい!小学校の時に会った生徒と京都製菓で再会!!

京都製菓製パン技術専門学校教員のYです。

今日は、少しばかり私の思い出を紹介したいと思います。

思い出‥‥‥。

 

数年前、京都製菓製パン技術専門学校の入学生から声をかけられました。

「Y先生!じつは先生に小学校の時に出会ってるんです!」

私が担当する年末特別講習会(大和学園の恒例行事です。40年以上続いています。)

クリスマス講習会に参加してくれたことがきっかけで、

製菓の世界に飛び込んでくれた子が入学してくれました。

それはもうとても嬉しくて。今でも忘れられない思い出です。

 

 

2002年に行われたケーキバイキングの様子。

この先、どんどん変わっていく時代に、大和学園もどんどん進化していく。

その中で、私はこれからも「夢を追うパティシエを育てる」ことに精一杯努めてまいります。

 

大和学園の理事校長を紹介します。

学校法人大和学園では、毎年理事、校長ら理事・役員が教職員の前で、

プレゼンテーションをする機会を設けています。「幹部自ら語る」ということを大事にしています。(2020年以降、新型コロナウイルス対策としてオンライン配信を取り入れています。)

近年は、taiwa流働き方改革や業務改善、ハラスメント防止等をテーマに、全教職員の心を一つにすべく、

各拠点においてプレゼンテーションを実施、研修として運営を行っています。

理事長のプレゼンはもとより、各校の役員・理事・校長による丁寧な説明が行われています。

大和学園理事長 田中より研修の紹介プレゼンテーション

京都栄養医療専門学校 影山校長によるプレゼンテーション

京都製菓製パン技術専門学校 鮫島校長によるプレゼンテーション

学校法人大和学園 田中名誉学園長によるご挨拶

 

働く環境づくりについては、「taiwa流働き方改革」を定着発展させるべく、教職員の生産性の向上や有
休取得の推進、各種規程に則った勤務を役員・理事が中心となって啓発しています。

現場任せにせず、経営層自ら話す、この姿勢を大和学園は大事にしています。

また、休業中や復帰後のサポートを行い、介護も含めた両立支援や、女性活躍の推進を図るとともに、「えるぼし」など政府が主導する各種認定マークの取得を目指すほか、

働きやすい職場環境の創出に向けて規程の見直しを行っていきます。

学校法人大和学園の名前は「人の和の広がりを大きくする」という建学の精神に由来しています。

「教職協働」が意味する、部署の垣根を越えての縦横の連携、教職員同士のコミュニケーションは、

建学の精神そのものであると考えます。人の和を大きくし、輝く学園の未来に向かって果敢に挑戦してまいります。

 

「役員を体感し、経営を作る」というコンセプトのジュニアボード(ジュニア役員)の取り組みも是非ご覧ください。

新しい調理師養成教育を目指して:オンラインと対面授業によるハイブリッドラーニング(京都調理師専門学校)

手前味噌ではございますが、一つ宣伝させていただきます。
この度、文部科学省の公式ページで新型コロナウィルスの影響を受けながらも、
オンライン授業等の工夫を行っている教育機関ということで、
京都調理師専門学校の取り組みを紹介いただくこととなりました。

全国でも3000校以上ある専門学校の中から、
新型コロナウィルスの影響を受けながらも、
先進的な学校運営(授業・就職支援等)の取り組みを行っている学校を紹介したいとのことで、
大変恐れながらも事例紹介として発表させていただいております。

全国の調理師学校では本校への依頼が唯一とのことで、
ますます身が引き締まる思いですが、是非一度ご覧いただければ幸いです。

調理師養成の新しい形、オンラインと対面授業を上手に組み合わせたハイブリットラーニングの究極系を、

全教職員で追い求めていきます。

【関係者の声(抜粋)】
業界関係者、進路先等からご感想が続々と届いています!
今回は、その一部をご紹介!

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ご紹介いただいた、動画を拝見いたしました。
先生方、職員の方の調理師養成に対する熱い想いが
伝わってきました。すごいですね。

引き続き生徒達へも貴校の取り組みなどを紹介し
安心して調理の道へ進める事を伝えていきたいと思います。

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御校の全容とコロナ対策が非常にわかりやすく
纏められていると思います。
恥ずかしながら今回知った御校の取り組みもございました。
動画も完成度が高く、シナリオの温度感もさすが。と感服致しました。

文部科学省さんも御校を選出されたこと、自分が考えているよりも
各学校さんをつぶさに検証されているのだとも感じました。

動画、今後の参照とさせて頂きます。
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前後の文科省の動画も含めて、御社+数校の動画を拝見させていただきました。
フェイスブックにてオンライン授業に力を入れている発信を
時折見させていただいていたのですが、実例が文科省に紹介されるとは驚きました。
分野ごとにいろんな学校のオンライン授業の活かせる点が紹介されていて、
見比べていて大変参考になりました。
確かに、調理に関してはコックコートのクリーニングなど衛生面の参考になりますね。
費用もかかるし大変だとは思いますが。。
調理授業も、動画のいい点もたくさんありそうだと改めて思いました。
教職員さんの事をちゃんと紹介しているのも大和様ならではな気がしました。
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本学も実習には大変苦慮しておりますが、
動画を参考に取り組みを推進して参ります。
ご紹介いただきありがとうございます。
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京都栄養医療専門学校 遠隔授業

京都調理師専門学校 遠隔授業

京都製菓製パン技術専門学校 遠隔授業

京都ホテル観光ブライダル専門学校 遠隔授業

 

ラ・キャリエール クッキングスクール 遠隔オンライン料理教室

 

 

 

「新しい調理師養成教育を目指して:オンラインと対面授業によるハイブリッドラーニング」(京都調理師専門学校)

 

全国の専修学校を代表して、学園・京調校の
遠隔授業や感染拡大防止の対策の先進的な取り組みが
紹介されることはたいへん光栄なことです。

この度は、ありがとうございました。

 

 

 

本件についての問い合わせ先について

学校法人 大和学園

法人事務局 人材開発グループ

大谷・辻

問い合わせはsaiyoアットマークtaiwa.ac.jpまで!(アットマークは記号に変えて送信下さい。)

インスタライブは楽しい!?

新型コロナウィルスの影響により、

様々なイベントが中止・延期となる中、

新たな施策として学校法人大和学園ではWEBを活用した“オンライン広報”に力を入れてきました。

インスタライブの発信や、WEBオープンキャンパス!

スマートフォンやタブレット一つで様々な情報を発信することが出来ます。

1回開催すると、全国の大和学園に興味を持ってくださる方と、数百、数千人の規模でつながることができます。

 

 

コロナ禍から生まれたハイブリット型授業(京都大和学園)

法人事務局総務・経営情報グループの伊吹(2020年度入職)です。

今回は、学校法人大和学園(京都府京都市)のハイブリッド型授業のご紹介です。

現場の生の教員よりメッセージが届きました!

 

京都調理師専門学校の例

京都調理師専門学校教員のYです。

今年の2月から新型コロナウイルスが日本でも増え始め、

4月には緊急事態宣言の発令など、今までに経験したことがない状況になり、これまでの生活様式から、新しい生活様式に変わらなくてはならない状況になりました。

しかし、学生の学びを止めることはできないため、学校法人大和学園(京都府京都市)田中幹人常務理事(法人事務局長)を筆頭に本学園ではオンライン授業を取り入れ、

学生の学びを担保することができました。教育コンテンツの作成や、配信、集計、管理など戸惑うことも多々ありましたが、教職協働で進めていくことができました。

田中幹人常務理事より遠隔授業の全学方針説明
田中幹人常務理事より遠隔授業の全学方針説明がなされました。(大和学園各キャンパスにて開催)

京都大和学園田中幹人校長代行

調理実習のオンライン授業では、コックコートの着こなし方や、手洗い、タオルの説明、包丁の取り扱いや、

包丁研ぎといったオリエンテーションに当たる部分から、入学当初に学ぶ基本技術や基本調理、2年次対象に向けたレストラン実習を想定した料理、サービスなど様々な教育コンテンツを作成しました。

京都調理師専門学校・京都製菓製パン技術専門学校では2020年6月15日以降、実習系を中心に対面授業が再開しましたが、

オンライン授業を行っていたためスムーズに対面授業が再開できたと感じました。また、対面授業が再開してからも、予習や復習の教育コンテンツとして動画配信を行っています。

学生たちからは、事前に見られることや復習としていつでも見られるということが、非常に分かりやすいとの声が寄せられています。

教職員も同じことを実感しているため、今後も動画コンテンツを増やし蓄積させて、オンラインと対面のハイブリッド型授業がよいと感じています。

オンライン授業その3 オンライン授業その② オンライン授業その①

 

京都製菓製パン技術専門学校の例

京都製菓製パン技術専門学校教員のSです。

本年度は、新型コロナウイルス感染症による予期せぬ行事日程の変更や中止などが相次ぎ、

校の運営そのものを継続していくうえで多大なる困難が生じることとなりました。そんな中、

京都製菓製パン技術専門学校ではなんとかこの危機にも対応できるよう、教職員一丸となって工夫をしてきました。

本稿では、持続可能な開発目標(SDGs)としての感染症対策ということで、製菓校のショップ実践やカフェ実践で行った、様々な取り組み事例を紹介したいと思います。

まず、(これはコロナ感染症に限ったことではありませんが)徹底した手洗いとアルコール消毒を実施。

また、販売担当者はマスクや手袋、フェイスシールドを着用し、お客様と店員との間にはクリアボードによる仕切りを立てて、飛沫感染・接触感染の防止を図っています。

また、学生には毎日体温チェックを行わせ、体調管理に対する意識の向上を促してきました。そして、来店のお客様には安心してお買い物をしていただくためにも、

ピクトグラムなどの視覚的にわかりやすい素材を用い、これらの取り組みを積極的に告知しています。

一方で、環境に配慮したプラスチック削減への取り組みとして、レジ袋有料化も並行して行い、SDGsに基づく中長期的な配慮も同時に行っています。

以上のような取り組みは、もしかしたら来年以降、下手をすれば数年以上続けなければいけなくなるかもしれません。

もちろん一刻も早い事態の沈静化を祈りますが、万一にも備える姿勢を、我々教員も教えつつ学びつつしながら、今後も持続可能性を共に創出していきたいと思います。

 

ピクトグラム 和菓子処実践での風景

医療学科による嵐山地区清掃ボランティア

こんにちは!京都栄養医療専門学校のOです。
よく、「学生時代頑張ったことは?」と面接官に聞かれますよね。

私たち大和学園の教職員も、学生にはできるだけの経験をしてほしいと思っています。
そこで、今回は、学生ボランティアの活動の紹介です!!

先日医療事務・医療秘書科、診療情報管理士科の1年生が「メディカルホスピタリティ」の授業で、嵐山の清掃ボランティアを実施いたしました。
医療学科では「メディカルホスピタリティ教育=医療機関での思いやりの心、おもてなしの心を育む」ことに力を入れており、今回の清掃ボランティアもその一環として、3年前から取り組んでおります。

清掃ボランティアの目的は、
1.自分から積極的に挨拶をする
2.日頃お世話になっている地域に感謝し、清掃する
です。

天候に恵まれ、学生全員出席で実施することができました。

学生達は、「こちらからの挨拶に応えてくださった」、「道案内をした観光客から感謝された」などと、嬉しい体験をしたようです。終了後の学生達はとても良い表情をしており、楽しかったという声も聞こえました。
2年後、3年後に医療現場へ出るまでに、少しでも多くの経験を重ね「心優しい医療人」に育ってくれるよう、根気強く学生のサポートをしていこう!と改めて思う一日でした。

社会貢献活動の紹介!未来のパティシエに夢と希望をin京都

こんにちは!採用担当のTです。
最近の学生さんは「どのような社会貢献活動をしていますか?」という質問をされる方が多い気がしています。
単純に給与やお休み、やりがいといった軸以外に「その企業が社会貢献活動をしているのか?」という点を軸に置いているからと理解しています。
そこで今日は学校法人大和学園の社会貢献活動について少し紹介します!
ズバリ、「未来のパティシエを育てよう」イベントです。
昨年12月1日に京都学園大学を会場として行われました「こどもシゴト博@右京」に参加いたしました。
このイベントは、右京区のこどもたちが“地域の暮らしや文化を支える仕事や職業を実際に体験する”イベントで21ブースの出展があり、製菓校ではお菓子作りを体験しよう(パティシエと作るスノーボール)をテーマに参画し、16名のこどもたちにお菓子作りの楽しさを伝えました。
製菓の先生のデモンストレーションを楽しそうに見学したこどもたちは、助手の先生のサポートを受け、一人ひとりスノーボールを完成させました。できあがったスノーボールをほおばり、笑顔いっぱいで「おいしい」と歓声を上げるこどもたちに、同伴の保護者も大変喜ばれ、和やかさが溢れるイベントとなりました。
今回パティシエの魅力を体感したこどもたちが、将来地元の太秦キャンパスで、世界中の人を幸せにするパティシエをめざしてほしいと思います。
今後も、地域から信頼される大和学園として、CSV(creating shared value)活動を通じた地域コミュニティとの連携強化により、賑わいのあるまちづくりに貢献してまいります。
学園のCSV活動をもっと知りたい方は、以下のURLをクリックしてみてください。