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2020年4月1日
製菓衛生師試験とは?概要や勉強方法・受験資格について解説
製菓衛生師の試験を受けるためには、大きく分けて2つの方法があります。
一つ目が厚生労働大臣が指定する製菓衛生師養成施設で、1年以上学び卒業することです。
二つ目が義務教育終了後、2年以上製菓業界で従事すること。
どちらの方法でも製菓衛生師は取得できます。自分に合った進路を考える参考にしてみてくださいね。
(参考:関西広域連合/平成27・28・29年 調理師、製菓衛生師試験の実施結果について)
https://www.kouiki-kansai.jp/material/files/group/3/1427593884.pdf
https://www.kouiki-kansai.jp/material/files/group/3/1441430796.pdf
https://www.kouiki-kansai.jp/material/files/group/3/1472519655.pdf
https://www.kouiki-kansai.jp/material/files/group/3/1503967249.pdf
このように過去の試験の平均から逆算すると、100人受験して76人が合格する形ですね。
ですが考慮しておかなければならない点が2つあります。
製菓衛生師試験とは
製菓衛生師試験とは、パティシエや和菓子職人、パン職人の多くが取得を目指す「製菓衛生師」の免許を取得するための国家試験です。 安全にお菓子を作るための、技術と知識を持っている証明となる資格だと考えてください。 国家資格ですから、多くの資格の中でも信頼性が高いものの一つ。 プロの菓子職人・パン職人を目指すのであれば、ぜひ取得をしたい資格です。 菓子職人とパン職人は、資格を持っていなくても従事できますが「プロの基準」として、現場での技術のほかに、この製菓衛生師を持っていることと考えてもいいのではないでしょうか。 それほど大切な資格の試験です。製菓衛生師試験の受験資格
製菓衛生師試験の受験資格は、冒頭でも少し触れましたが以下の通り。○受験資格 次のうちいずれかに該当すること 1.学校教育法(昭和22年法律第26号)第57条に規定する者であって、都道府県知事の指定する製菓衛師養成施設において1年以上製菓衛生師として必要な知識及び技能を修得したもの 2. 学校教育法第57条に規定する者であって、2年以上菓子製造業に従事したもの (出典:厚生労働大臣/製菓衛生師)「1」の製菓衛生師養成施設を卒業する場合、実務経験がなくても受験可能できます。そうでない方の場合は「2」に該当すると考えてください。 つまり中学校を卒業後に、2年以上製菓業界で働いた人です。
製菓衛生師試験の難易度
製菓衛生師試験の難易度を、関西エリアの合格率の面から考えてみます。2017年 | 1,905 | 1,421 | 74.59% |
---|---|---|---|
2016年 | 2,108 | 1,731 | 82.12% |
2015年 | 1,982 | 1,384 | 69.83% |
2014年 | 2,071 | 1,621 | 78.27% |
平均 | 2,016 | 1,539 | 76.33% |
- 専門学校卒業生の合格率
- 独学者の合格率