環境保全への取り組み
省エネ活動の推進や廃棄物の削減、教育事業の一環としてのエコイベントなどを通して、様々な角度から地球環境を保全。
京都市「2R及び分別・リサイクル活動優良事業所」に各キャンパスが認定
ごみの減量や再資源化に積極的に取り組む事業所を認定する京都市の制度「2R及び分別・リサイクル活動優良事業所認定制度」において大和学園の各キャンパスが認定を受けました。
京都市のウェブページなどに掲載され、市民の方々に本学の取り組みを認知していただくきっかけにもなっています。
今後も教職員で力を合わせて2R活動に取り組み、京都市のさらなるごみ減量に貢献していきます。
省エネ活動の推進&廃棄物の適正処理
1997年の「京都議定書」や、2009年の「環境モデル都市」選定など、京都の町はいつも地球環境との関わりを考え、先駆的な取り組みにチャレンジしてきました。そのような環境先進都市・京都に暮らす私たちだからこそ、地球温暖化の進行を止め、持続可能な社会を実現するために、大和学園では、小さなことから地球環境にかかる負荷の軽減に努めています。
2019年度は、学生、教職員の協力により、ガソリン・都市ガス・電力のすべてでCO₂排出量を削減することができました。特に、都市ガスのCO₂排出量は大幅な削減に成功し、去年と比較しておよそ1割減らすことができました。
今後も引き続き省エネ活動に取り組み、光熱水使用量やCO₂排出量、廃棄物発生量の削減をめざすとともに、持続可能な発展へとつなげられるよう努めていきます。
CO2排出量(学園全体)
( )内数値は前年度
原油 換算数量 (キロリットル) | 二酸化炭素 換算数量 (トン) | |
---|---|---|
揮発油 (ガソリン) | 6.1 (6.2) | 15.9 (16.2) |
都市ガス(13A) | 134.8 (176.8) | 266.0(348.8) |
電力 (一般電気事業者) | 494.5 (523.3) | 978.5 (1035.4) |
合計 | 635.5 (706.3) | 1260.4 (1400.4) |
京都府地球温暖化対策条例に基づく事業者排出量削減計画・報告・公表制度に従い集計しています。
廃棄物発生量(学園全体)
( )内数値は前年度
総発生量 (トン) | |
---|---|
142.473 (142.384) | |
事業系一般廃棄物 ・産業廃棄物 | 特別管理産業廃棄物 |
142.31 (142.15) | 0.163 (0.234) |
事業系一般廃棄物・産業廃棄物については、事業用大規模建築物減量計画に基づき、京都市に報告している廃棄物の総量です。
ECOで快適なキャンパスづくりに向けて~太秦キャンパスでの取り組み~
太秦キャンパスでは、多くの実習施設を設置している中、高効率設備の導入や、床・壁・天井など全面にF☆☆☆☆(フォースター)の建築資材を使用することにより、京都独自の環境配慮建築物の評価基準「CASBEE(キャスビー)京都※」において、「Aランク」を取得し、学校施設として高い環境評価を受けることができました。
また、全実習室に導入した最新鋭の換気システムや空調を含めた都市ガスの利用などを通して、快適な実習環境・空間づくりを進めています。
※「CASBEE(キャスビー)京都」…全国的に普及している建築環境総合性能評価システム「CASBEE」をベースに、京都がめざすべき環境配慮建築物を適切に誘導できるように評価項目の重点化や見直しを行った京都独自のシステム
学生によるボランティア清掃活動の実施
学園では、地球環境にやさしい心とホスピタリティマインドの醸成、そして、観光都市・京都をはじめとした地域の美化などを目的に、学生による環境ボランティア活動に取り組んでいます。
京都ホテル観光ブライダル専門学校では「京都クリーンアップ大作戦」として御池大橋から五条大橋の清掃活動や、和歌山県にある世界遺産「熊野古道」の修復活動などを行い、京都栄養医療専門学校では「嵐山地区清掃ボランティア活動」として嵐山界隈の清掃活動などを行いました。
いずれも多くの学生が参加し、社会貢献の意味やボランティア活動の素晴らしさ、主体的に地球環境保全・美化推進に取り組む必要性を実感していました。
今後も学生たちにとって持続可能な社会の実現につながる学びの機会として、環境ボランティア活動を継続していきます。