大和学園からのお知らせ 専門学校What'sNew

最新情報

最新情報

2022/02/05 (土) 

田中幹人副理事長講演:「コロナ禍を踏まえた各地域における外国人留学生の戦略的受入に向けた体制整備」

京都府下の専修学校を広く国内外に発信し、より多くの外国人留学生が京都を留学先として認知し、各専修学校外国人留学生誘致をサポートとするものとして、

大和学園田中幹人副理事長がプロジェクトを立ち上げ推進しています。今回、定期会議が開催されましたのでご報告いたします。

 

 

 

 

 

田中幹人副理事長議長による定例会議WEB

 

 

 

 

 

 

 

田中幹人副理事長議長による定例会議対面

 

イベントアーカイブ配信:田中幹人副理事長議長による冒頭あいさつ/作岡友樹副委員長によるファシリテーター

【事業背景(田中幹人副理事長より説明)】

京都府下においては、日本語教育機関の新規開設や高等教育機関と日本語学校の連携強化等が図られ、近年専修学校の留学生数は2016年の357人に対し、2019年は1,004人(2020年は集計中)と大きく増加している(留学生スタディ京都ネットワーク調べ)。しかしながら、京都府下の大学院・学部・短期大学・高等専門学校の留学生は、2019年で10,942人と、日本全体の7.5%を占める一方で、京都府下専修学校の留学生は1.3%(1,004/78,844人)と低い。また、大学コンソーシアム京都「Kyo Tomorrow Academy」では、留学生に、京都を学び、地元産業を深く理解し、地元企業を志向するプロセスを提供する就職支援・交流コミュニティも立ち上げられているが、京都府下専修学校の取り組みは各専修学校によって状況が異なる。

身近で日本の文化・歴史に触れられたり、山紫水明の地、京都は、外国人留学生が職業教育を学ぶにも絶好のロケーションと考えられ、これまで多様な学習ニーズに応じたきめ細かな教育の提供を行ってきた京都の専修学校への留学は魅力が大きいと確信する。

当事業では、オール京都でニューノーマルにおける外国人留学生の戦略的受入れ体制(京都おこしやすモデル)を構築し、留学生が京都で生活する中で、京都ならではの文化・芸術等に触れ親しみ、「日本で学ぶ、京都で学ぶ」動機付けを行う機会を提供するため、各学校・企業、公的機関等と連携しながら、留学生にとって魅力的な環境づくりを推進する。また、訪日前遠隔教育システムやトータル支援パッケージは、専修学校に特化した内容で取り組むとともに、長期化するコロナ禍や新たな危機にも備えられる、持続可能な仕組みを構築することをめざす。