コーヒーを通じて地域連携!!~地域活性化に向けた包括連携協定イベント開催~

京都製菓製パン技術専門学校の大岩です。

このたび、2017年8月27日(日)に新・太秦キャンパスの南向かいにある京都学園大学におきましてイベントを実施させていただきました。
このイベントは右京区役所、太秦病院、京都学園大学、そして我々大和学園の4者の知的・物的資源を活用し、

地域活性化を図ることを目的として2016年に締結した包括連携協定に基づき、京都学園大学の学園祭で実施されました。

当日は「コーヒーに親しむ ~淹れ方による味わいの違い~」をテーマに30分間の試飲ありの講義形式で行いました。

場所の都合上、20名限定のイベントでしたが、1回目、2回目ともに開始の30分前には定員がいっぱいになり、大盛況でした。

 

講義ではパワーポイントを使用し、コーヒーの木の栽培環境やコーヒー豆が入っているコーヒーチェリー、アイス・ホットコーヒーそれぞれ2種類ずつの抽出方法による味わいの違いを説明しました。まずは水から作る「水出しコーヒー」と熱いコーヒーを抽出し、氷で冷却する「急冷法」のアイスコーヒーの飲み比べをしていただきました。

コーヒー豆は抽出するお湯の温度が高いと苦み成分が出やすくなり、低いと出づらくなります。

ですので「水出しコーヒー」は苦みが少なくスッキリ爽やかな印象で、「急冷法」は酸味と苦みのバランスがとれた味わいになります。ホットコーヒーではペーパードリップと紅茶でおなじみのフレンチプレスで飲み比べしていただきました。

ペーパードリップでは紙のフィルターを使用するため、そのフィルターがコーヒー豆のオイル分を吸収し、クリアな味わいになります。フレンチプレスではオイル分も液体の中にしっかりと混ざりますので香り豊かで、口当たりがまろやかになります。

参加者のほとんどが毎日コーヒーを1杯は飲むというコーヒー好きの方々でしたので、

私の講義に真剣に耳を傾けられていたのが大変印象的でした。アンケートの中で新キャンパスのカフェやレストランにもぜひ、

訪れたいとの意見も多くいただきましたので、新キャンパスとともに、地域が活性化するようこれからも協力していきたいと思います。