「京栄校」カテゴリーアーカイブ

京都栄養医療専門学校CSV活動をより身近に感じる1年に

京都栄養医療専門学校のKです。

本校では、SDGsの17の目標のうち、「目標3:すべての人に健康と福祉を」と「目標4:質の高い教育をみんなに」の達成に大きく貢献しています。

透析食講習会や慢性腎臓病(CKD)料理教室、適塩クッキング教室など、病院関係者や患者さんと関わる機会が多くあり、

患者さんの持つ病気や嗜好に合わせて、講義や調理実習が展開されています。調理実習では学生と参加者が一緒に取り組み、お互いに新たな発見や刺激を受けることができ、とても貴重な機会となっています。

 

実際に参加された方からは「実践的で自分に合った献立や調理方法を学ぶことができた」といった声をいただき大好評でした。

また学生たちにとっても「実際の患者さんと関わることで学習意欲が高まった」という感想がありました。

 

この活動をSDGsに紐づけると、目標3の一人ひとりに合わせて健康的な生活のサポートを行っている点と目標4の実践的な質の高い教育を提供している点において深く関わっています。

 

今年度、京栄校では大和学園地域健康栄養支援センターが設立される年であり、

またCSV推進委員会10周年の年でもあります。

 

イベントの創出やSDGsに関する表彰制度等、新たな取り組みはもちろん、日々の取り組みが世界の目標達成につながっているという視点をもって、今後も啓発活動をしてまいります。

慢性腎臓病(CKD)料理教室で
撮影した集合写真です。

大和学園地域健康栄養支援センターが始動します!

2020年4月、京都栄養医療専門学校に大和学園地域健康栄養支援センター(TAIWAGAKUEN HEALTH&NUTRITION SUPPORT CENTER)を設置し、各事業が始動します。

ご承知のとおり、京都栄養医療専門学校では産学公連携した人々の健康づくりや食・栄養支援、食育活動を継続して行ってきました。

 

今後はこれらの活動を継承しながらも、大和学園地域健康栄養支援センターの名のもと、

新たに健康料理教室、子育て支援、高齢者栄養ケア、スポーツ栄養、健康栄養相談の各事業等を通じて、

さらに地域に密着した活動を行い、地域の栄養や健康の課題解決を図りながら、健康長寿社会の実現をめざしたいと考えています。

 

センター長には4月より本校の専任教授として着任された伊藤節子先生、

本校の教員を中心に、3本柱となる地域貢献事業・研究開発事業・人財育成事業を段階的に展開していきます。

またセンター事業を通じて得られる成果を、養成教育の教育・研究に活用するとともに、

栄養士や管理栄養士、医療事務、診療情報管理士をめざす学生が各事業に参画することで、

より実践的な専門職業人の養成につなげます。

 

京都栄養医療専門学校の教職員が心をひとつに、大和学園地域健康栄養支援センターを生み育てていきますので、引き続き皆様のお力添えをよろしくお願いします。

<2020年度の主な実施事業>
●透析食講習会 ●スポーツ栄養サポート ●適塩クッキング教室
●腎臓病料理教室 ●スマイルシード子ども食堂
●小学校、幼稚園、保育園、児童館等における食育活動

 

>>>https://sites.google.com/st.taiwa.ac.jp/chiikikenkosite

医療学科による嵐山地区清掃ボランティア

こんにちは!京都栄養医療専門学校のOです。
よく、「学生時代頑張ったことは?」と面接官に聞かれますよね。

私たち大和学園の教職員も、学生にはできるだけの経験をしてほしいと思っています。
そこで、今回は、学生ボランティアの活動の紹介です!!

先日医療事務・医療秘書科、診療情報管理士科の1年生が「メディカルホスピタリティ」の授業で、嵐山の清掃ボランティアを実施いたしました。
医療学科では「メディカルホスピタリティ教育=医療機関での思いやりの心、おもてなしの心を育む」ことに力を入れており、今回の清掃ボランティアもその一環として、3年前から取り組んでおります。

清掃ボランティアの目的は、
1.自分から積極的に挨拶をする
2.日頃お世話になっている地域に感謝し、清掃する
です。

天候に恵まれ、学生全員出席で実施することができました。

学生達は、「こちらからの挨拶に応えてくださった」、「道案内をした観光客から感謝された」などと、嬉しい体験をしたようです。終了後の学生達はとても良い表情をしており、楽しかったという声も聞こえました。
2年後、3年後に医療現場へ出るまでに、少しでも多くの経験を重ね「心優しい医療人」に育ってくれるよう、根気強く学生のサポートをしていこう!と改めて思う一日でした。

スポーツ栄養サポートチームの教育効果

京都栄養医療専門学校教員のMです。

現在、スポーツの現場に興味を持ち、栄養士または管理栄養士として活躍することを将来の目標としている学生は少なくありません。

一方、近年スポーツの現場にも食のサポートが必要であるとの認識は広まりつつありますが、まだまだ職として確立されているとはいえず、就職を希望する学生と現実とのギャップがあるのが現状です。

そんな中、京栄校ではスポーツ栄養の実践的な知識や技術のみならず、スポーツ栄養士として必要な考え方や心構えを学生のうちから学ぶ場として、スポーツ栄養サポートチーム(以下サポートチーム)があります。サポートチームでは学内勉強会、年間を通した高校サッカーチームのサポート、高校生を招いての学内調理実習などを実施しております。

スポーツ選手と直接かかわることで、学内の座学や実習では学ぶことの難しいコミュニケーション能力の向上や、自ら必要な知識やスキルを認識する貴重な機会となります。

また、サポートチームの活動を通して実際の現場を経験することにより、将来の職業としてのスポーツ栄養士をイメージしやすくなり、目標に向けて自身の課題を見つけ学習の意欲を高めることに繋がると考えています。

学生生活の中で卒業後の職業人としての意識や心構えを伝えることはとても難しいと感じておりますが、実際の現場を経験させることで、学生自らが考え行動することを促していき、学生の将来の目標達成に寄与していきたいと思います。

[2020入職]管理栄養士採用!京都栄養医療専門学校・実験実習助手求人を公開!(2020年4月入職)

※最新の情報は、採用Webをご覧ください。

こんにちは!採用担当です。

今回は、2020年3月に大学・大学院(管理栄養士養成課程)を卒業される学生の皆さま、管理栄養士免許をお持ちの既卒の皆さまに向けて、

学校法人 大和学園グループ校の京都栄養医療専門学校 実験・実習助手の求人のお知らせです。

1年ぶりの募集となる栄養助手枠の求人です!ぜひチェックしてください★

【説明会実施中】

①リクナビで予約

②マイナビで予約

 

京都栄養医療専門学校とは?

当校は、京都・嵐山の地で1974年の開校以来、栄養士、医療秘書、医療事務スタッフの養成を行ってきました。

その後、2000年に専門学校としては、わが国で初めて4年制の『管理栄養士科』を開設し、

さらには2005年に『栄養教諭養成課程』を設置するなど、常に先進的な職業教育に取り組んでおります。

 

また2012年には新校舎を新設するなど施設も充実させ、学びやすく教えやすい学習環境の創出にも注力。

新・キャンパス構想にも、京都栄養医療専門学校の新校舎の建築が謳われています。)

 

どの学科も、その分野における検定・資格の取得実績は全国でもピカ一。

例えば、管理栄養士科では第28回(2014年)、第29回(2015年)、第30回(2016年)の管理栄養士国家試験の合格率は100%。

毎年高い合格率を輩出する京都にある専門学校として全国にその名を轟かせています。

 

 

「実験・実習助手採用」に関する求人票

今回募集する京都栄養医療専門学校の助手に関する求人票については、以下の通りです。

募集内容 応募資格 管理栄養士養成施設(管理栄養士養成課程)の卒業見込者または修士課程修了見込者※既卒者も可。ただし、管理栄養士免許取得者。
担当業務 管理栄養士・栄養士養成に関する実験・実習助手業務およびその他教育指導業務
勤務校 京都栄養医療専門学校(京都市右京区嵯峨天龍寺瀬戸川町18)
採用人数 若干名
選  考 提出書類
  • 履歴書(写真貼付)
  • 成績証明書
  • 卒業(修了)証明書または卒業(修了)見込証明書
提出期限 2019年10月12日(土)17:00 必着
選考方法 筆記試験(学園問題、管理栄養士国家試験関連問題含む)、作文、面接
採用選考 面接及び筆記試験
備  考 封筒には「栄養助手応募書類在中」と朱書きし、ご送付ください。
採用予定日 2020年4月1日  ※3月中旬より新規採用者研修期間あり
待  遇 雇用条件 管理栄養士免許未取得者については、採用時は雇用期間を定め、管理栄養士免許取得後は、雇用期間を定めないものとする。
給  与 四年制大学・専門卒 初任給 212,800円

修士課程修了 初任給 235,700円※2019年4月実績

昇  給 年1回(4月)
賞  与 年2回(7月、12月)5.2ヶ月(2年目以降の平均)※2017年度実績
勤務時間 8:30~17:00 *休憩時間45分
休日・休暇 週休2日制<日曜日、他曜日(年間34日)は交替制>、祝日年末年始休暇(7日)、夏期休暇(7日以上)、特別休暇、年次有給休暇、 育児休業・介護休業※年間休日日数113日(有給休暇除く)
保  険 私立学校共済事業団(健康保険・年金)、雇用保険、労災保険
書類提出およびお問い合わせ先 学校法人大和学園 法人事務局 人材開発グループ(担当:安原)

 〒604-8006 京都市中京区河原町三条上ル        

 電話(075)241-0891 FAX(075)241-0831 

 URL:http://www.taiwa.ac.jp/recruit/   

 E-mail:saiyo@taiwa.ac.jp

 

 

 

 助手業務とは?

学生との面談指導場面実習・実験準備

実験や実習ではアシスタントとして教員をサポートし、自分の受け持つクラスでは

副担任(場合によっては担任)として学生を指導します。

いわば、学生と教員をつなぐサポート役となり、様々な授業での教育指導を行います。

また、助手から教員を目指すべく、学会発表等様々な経験を積みながら、指導力や専門技能を磨きます。

 

 

助手業務って大変なんじゃないの?

頑張りに応える人事制度や、暮らしを応援する充実した福利厚生(休暇など)が整っていますので、

あなたの∞の可能性を後押ししつつ、ワーク・ライフ・バランスのとれた社会人生活を過ごすことが出来ます。

 

 

教員を目指すにはどうしたらいいの?

よく学生の皆さんから、「助手から教員を目指すにはどうしたらいいんでしょうか」という質問を多く頂きます。

大和学園では、新卒で実験・実習助手に採用されて、その後所属校で経験を積まれて講師にステップアップされた方を

多数育成しています。

その際には、大和学園の自己啓発援助制度を利用したり、国内外の留学制度を活用するなど、個々の「やる気」に応えるための

制度でステップアップを目指すことができます

 

 

興味が湧いてきました!どうやって応募出来ますか?

興味を持って頂き、有難うございます。

京栄校の助手業務に興味を持って頂いたあなたに、採用説明会を開催予定です。(詳細は後述)

まずは、上記の求人内容を再度確認頂き、以下のいずれかの方法で予約をお願いします。

①リクナビで予約

②マイナビで予約

 

 

【採用説明会の開催について】

2019年10月05日(土)14:00 ~ 16:00より、場所:京都栄養医療専門学校 プレゼンルーム(4号館)で行います。

学園全体の概要紹介や京都栄養医療専門学校の概要、実際の校舎(職場)見学、先輩教職員との懇話コーナーも

設けています。

是非、皆さまの沢山のご参加お待ちしています!

 

京都私学振興会賞 私学振興賞(透析食講習会)

2012年より実施している透析食講習会の取り組みが、
特色ある教育計画として「京都私学振興会賞 私学振興賞」を受賞いたしました。
透析食講習会は年に1回京栄校を会場とし、京都市、京都腎臓病患者協議会、京都透析食腎臓食研究会を主催しています。学生が調理デモンストレーションや栄養講座を行ったり、学生が患者様や現場で活躍する管理栄養士と交流したりすることで、コミュニケーション力や学習意欲を高めることに役立っています。
今年で7回目となりますが、貢献できるよう皆で努めていきます。

京栄校管理栄養士科で意識していること。

教員のSです。

管理栄養士科へ入学した学生は、将来への希望や期待を抱いて学生生活を送ることになりますが、入学後早期のモチベーション低下の原因として、授業内容と管理栄養士という職業とのギャップがあります。
特に1年次は、実際の仕事内容が見えにくい授業が多いため、積極的に現場の管理栄養士との接触が図れるよう努める必要があります。今年度、私が担当した1年生には、多くの透析患者が参加される透析講習会、高校のスポーツ選手をサポートする栄養サポートチーム、各病院主催の栄養教室などへ多数参加させ、管理栄養士のイメージを持っていただくことを意識しました。

今後も担当する教員一人だけではなく、学校全体が信頼のおける存在であることが理解されるよう、今後も日々の授業やクラス指導に取り組んでいきたいと思います。

『鳥の目』『虫の目』『魚の目』常に全体を見渡せ、周りを把握できる眼力をつける。

こんにちは。京都栄養医療専門学校で調理を担当しているKです。

私が担当している実習関係の授業では絶えず、周りに危険が付きまとっているので、常に緊張感を持っての学生指導が必要です。

今回は、実習場での事故を未然に防止するという観点から、常に実習場全体を把握し、全ての周りを見極め、危険が起こる可能性のある状況に対して、未然に対応するための心構えについて書かせていただきます。

『鳥の目』、『虫の目』、『魚の目』という言葉があります。この言葉は普段は経営の中で使われますが、実習の中でも考えることができます。

『鳥の目』とは、大所高所から広い視野でもって物事全体を見つめていくことで、実習場においては、常に学生全体をよく見て、把握する必要があります。

また、『虫の目』とは、足元を見つめ直すという意味で、虫の目のように低い位置から見てみると、上からは見えなかったことも見えてきます。つまり、一人ひとりの学生に対して、個々の行動を把握し理解することも必要になります。

 

『魚の目』とは、時代の流れを見極める目という意味ですが、魚は目では見ることのできない川の流れを体全体で感じ取っています。実

習の流れの中でその時々を頭だけでは無く、体全体でよく理解し、把握をすることも必要になってきます。これら3つの視点においては、個々に行なうのではなく、同時に、行っていくことが危険防止という面から必要になってきます。

実習場全体の把握は、『鳥の目』、学生一人ひとりの行動の把握には『虫の目』、実習の流れの中での状況の把握には『魚の目』、今後もこの3つの目を活用して、事故ゼロで想定外を無くし、学生にとって安全で知識・技能が身に付き、満足度の高い事故ゼロの授業にしていきたいと思います。

 

調理の授業

京都私学振興会賞 私学振興賞Ⅱ(透析食講習会)

2012年より実施している透析食講習会の取り組みが、特色ある教育計画として「京都私学振興会賞 私学振興賞Ⅱ」を受賞いたしました。
透析食講習会は年に1回京栄校を会場とし、京都市、京都腎臓病患者協議会、京都透析食腎臓食研究会を主催しています。学生が調理デモンストレーションや栄養講座を行ったり、

学生が患者様や現場で活躍する管理栄養士と交流したりすることで、コミュニケーション力や学習意欲を高めることに役立っています。
今年で7回目となりますが、貢献できるよう皆で努めていきます。

 

透析講習会

担当授業から学んだアカデミック・インテグリティ

京都栄養医療専門学校のAです。こんにちは。

数年前、ある非常勤の先生の実験助手を担当していた時の話になります。

京栄校の管理栄養士科・栄養士科では実験の授業があり、授業内では危険な試薬や複雑な操作、難しい計算を実施することもあります。その先生は授業の中で常に、「失敗したときはなぜなのかということを必ず分析し次に活かすこと、分からないことに直面した時はまずそれらを受け入れ、自分なりに考え、答えを導こうとすることの大切さ」について熱心に指導をされていました。

結果ばかりにとらわれるのではなく

自ら考え行動することの大切さを私も学ばせていただき、私自身の業務姿勢にも良い影響を与えていただいたように感じます。以後、私も授業に入る際にはこれらを念頭において学生指導に当たるように意識しています。

学生にとって自ら考え行動することや何事にも真摯に向き合う姿勢を持つことは、授業のみならず就職活動や各種試験の勉強、卒業後に社会に出たときなど、あらゆる場面において必要なことであると感じます。現状と向き合うことは苦しいこともあるかもしれませんが、それらから目を反らさずに取り組むからこそ成長することができます。

学生が学校生活や授業を通して知識や技術のみならず考える力を身に付け、社会に出た時の一助となることができるよう、日々の授業運営に努めていきたいと考えます。またアカデミック・インデグリティを実践していくにあたり、回りの先生方の行動や発言により多くのことを学ばせていただき、日々良い刺激を受けております。

 

私自身もそのような影響が与えることができるような人物になれるよう、今後とも学生指導や様々な業務に取り組んでまいりたいと思います。