学校法人の働き方改革について語ってみる。

事務局のYです。

いつもご覧いただき、ありがとうございます。

本日は、巷でも大変話題の働き方改革について記事の作成依頼を受け、

私から「taiwa働き方改革」ということで記事を書かせていただきます。

 

Contents

なぜ働き方改革なのか?

「働き方改革」

特に報道などで取沙汰されるようになったのは、某大手広告代理店のあの事件かと思います。

以前からハードワークの会社として知られている大手広告代理店のD社

2015年には、新入社員の過労自殺が起きるなど、その管理体制に非難の声が殺到したことは

記憶に新しいです。

最近では、あの「朝4時起き、365日の働き方」で有名な日本電産会長兼社長CEO 永守重信氏が

一気に方向転換、残業ゼロへ 働き方改革へ舵をとっているなど、様々な企業で

独自の取り組みが見られています。なお、余談ですが、永守さんは2018年3月に京都学園大学の

理事長に就任されます。お隣さんになりますね。

 

我々も、太秦キャンパスや専門職大学の開学等の2大プロジェクトを擁し、前途洋洋ではありますが、

改めて教職員のハピネス実現、そして生産性の向上のための働き方改革について考えてみたいところです。

 

 

PM型会議の改善

学園では、8月より「PM型会議の改善」ということで、会議時間を原則60分に設定することや、

事前の資料とりまとめの期日、会議後の報告書の作成の確認プロセスについて

見直しを行いました。

 

単なる時間削減では全く意味がなく、この見直しにより、各個人が会議前に、資料を一読するであったり、

資料作成でもなんでも、「ちょっと早くやってみる」ということを心がけることで、

効果も出てくるのではないかと思います。

 

個人的には、多数の会議やサメールが沢山来る中で、限りある時間を有効活用するため、

自身の働き改革として以下を意識しています。

・メール/メッセージはすぐ返信する。(あとで答えます、やります、は絶対しない)

・メール/メッセージは5分以内で書く。(それ以上時間がかかると長いと判断)

・会議資料の作成は会議の2か月前。資料は3週間前送信。(早ければ1か月前にはメンバーに共有したい)

 

他企業はどうしているのか?

他の企業を見てみますと、検索エンジンの運営や、今や車(?)の開発も行っているGoogleは、「30分会議」を推進し、時間内に結論&議事録完成を徹底させていたり、製薬業界の大手、アステラス製薬は「経営会議でのプレゼンは1分間」を決めています。

 

まずはできることから

「働き方改革だ!」「業務削減!」と理想を掲げるのは容易いことですが、真剣に働き方改革に取り組むためには全教職員の皆様のご協力が必要かと思います。もちろん、上述の日本電産のような、極端なトップダウンという手もひとつですが。。。

学園であまりドラスティックな会議の改革はできておりませんが、一人ひとりが

「いつもより端的に説明してみる」「いつもよりちょっと早く資料作りに着手して周囲に展開してみる」など、

できることから取り組みを行っていただくことが、重要なのではないかと思います。

 

 

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