京都観光アカデミックアライアンス、発足!

京都観光アカデミックアライアンスが発足するにあたり、

昨日は京都大学にて、京都観光アカデミックアライアンス  記念シンポジウムが

開催されました!

学校法人 大和学園から事務局長の田中が出席、パネリストとして登壇。

当日はあいにくの雨模様となりましたが、100名を超える参加者にお集まりいただきました。

シンポジウムにおいては、糟谷観光政策監からのご挨拶から始まり、

対談プログラムとして台湾ご出身でfacebookフォロワー15万人の抹茶団子さんと

京都外国語大学教授 ジェフ・バーグランドさんが行われ、

これからの京都観光のあり方について、興味深い掛け合いがなされました。

ディスカッションについてはそれぞれの教育機関の代表者からのプレゼンテーションのあと、

京都観光のこれからについて議論が活発に行われ、

大盛り上がりで閉会しました。

田中からは学園のこれまでの取り組みがどのような形で京都の観光に貢献しているのか、

また、最新の情報である京都専門職大学(設置認可申請中)の計画などの発表がなされました。

 

これから我が国において急増するインバウンド、京都観光を盛り上げるべく、

京都において教育機関としての横の連携を強化してまいりたいと思います。

10月以降は、月例定例会を開催。すでに申し込みを受け付けています!学生さん無料!

 

なお、事務局の田中においては、10月から実施する短期集中インターンシップにも登場します!

 

 

 

 

 

【京都観光アカデミックアライアンスの概要】
「観光について学びたいんやけど、どこのガッコ行ったらええんやろか?」
京都観光アカデミックアライアンスは、そんな疑問にお答えするべく、専門学校から大学院まで、様々なレベルの観光教育機関が連携しました。
現場実務から経営戦略まで、広範囲な人材育成を対象としています。
このお披露目シンポジウムでは、あらゆる観光事業の経営者や、観光の仕事に就きたい学生さんに、どの学校の門をたたけばよいのか、ヒントをお届けします。
さらに、副題にある「一見さんおことわり」で儲かる!? その意味について、難しく議論するのではなく、シンプルに考えてみましょう。きっと観光の未来がみえてくるはずです。

【当日のプログラムについて】

京都市からのご挨拶およびパネリストからのプレゼンテーション、

パネリスト同士によるディスカッション

■ご挨拶 
糟谷範子 京都市観光政策監

■パネリスト:
抹茶団子 台湾人ライター
ジェフ・バーグランド 京都外国語大学教授
前川 佳一 京都大学 特定准教授
宗田 好史 京都府立大学 副学長
田中理事・法人事務局長
イベント詳細はこちら

 

アクティブラーニングについて

アクティブラーニングというと学生が自主的に様々な課題に取り組んでいき、教える側が出来る限
りなく手を出さないイメージがありますね。

しかしながら、いきなり学生に任せるのではなく、最初の流れ等は、
教員も入り、必要な事はしっかりと予め指導し、基礎的な知識は教えておくことが重要です。

また、学生間で話し合わせる場合は、その場で考えさせるのではなく、事前に考える内容を伝えておき、メ
モしてきてもらう方が良いと思います。

例えばこの後期から始まる「よくわかるニュース解説」という授業においては、学生自身が考えたり、意見を述べあう内容で授業を行います。
授業の前の週には、翌週の授業内容の予告を行い、その問題等についてしっかりと考え、書面にまとめてくるよ
うにして行くこととも必要です。

また「卒業研究」においては、同じ学生ばかりがリーダーにならないように、ローテーションでリーダーやチーム内の役割が変わるような仕組みを取り入れています。

 

東京オリンピックを見据えて

2020年の東京五輪・パラリンピック開催が決まっています。

この決定によって、多くの人が胸を躍らせ、日本全体で「前へ進もう」といういい風が吹いています。私たちに夢や希望を与えるイベントであるとともに、景気も回復基調にあるなかで、食や観光をはじめとした学園各校に関連する分野の成長も大きく期待されます。

今後は、英会話力を持った人材の需要が高まるなど、専門的な技術・知識にプラスアルファの能力を持つ人材が求められると予測されます。

一方で、教育を取り巻く環境に目を向けると、4年後から進む18歳人口の減少を見据え、近隣エリアでの新たな学校の開校や学科新設が相次ぐなど、学齢人口の減少を待たずして、学校種を超えた競争は激化しています。さ

らに、企業の雇用に対する不安定感の高止まりや、早期離職者の増加など、課題も多く抱えています。また環境の大きな変化として、デフレ脱却への動きによる付加価値競争への転換や、事業目的が利益の追求から社会貢献へのシフト、ソーシャルメディアの普及によるステークホルダーとのコミュニケーションの活発化などがみられます。これらは、教育・就職・募集・アドミニストレーション機能それぞれに影響があると考えられ、社会の一員として今後の日本、また世界を切り拓く強い精神を醸成することが必要です。

 

大和学園 法人事務局 安原 

夏のインターンシップの紹介!(2018年度)

大和学園の田中幹人と申します。

今回はインターンシップに関する取り組みの紹介です。

田中幹人大和学園職員によるプレゼンテーション
田中幹人大和学園職員によるプレゼンテーション

 

インターンシップ田中幹人企画運営

さて、2018年度は8月27日~9月7日の2週間にかけて、インターンシップ生の受け入れを行いました。

事務局での集合研修(グループワーク)、各校での実務体験、振り返りプレゼンテーションを通じて、大和学園の事業内容や業務内容の理解促進、働くこととは何かを考えてもらう機会となり、彼らのこれからの就職活動や、卒業後の就職に向けて多くの気付きを与えることができたのではないかと思っております。

終了時のアンケートから、学生たちの満足した様子が窺えます。一部抜粋して紹介いたします。

・丁寧で充実したインターンシップでした。お仕事の内容だけでなく、教職員の皆さまの人柄に魅力を感じました。
・他大学の学生とも仲を深めることができ、第一印象や強み・弱みを言い合い、学ぶことが多かったです。
・実習中に出会った方から、自分も将来こういう人になりたい、積極的な姿勢を見習いたいと、これから生活していく上での目標を見つけることができました。
・インターンシップ先を他社と迷っていたのですが、大和学園で良かったと思いました。後輩にも「良かったよ」と伝えようと思います。
また昨年から、2年連続でインターンシップ生から、総合職の内定が出ております。各大学からも「大和学園のインターンシップは評判が良い」という声も挙がっております。

次年度の採用において、同様に内定者が出るかどうかは分かりませんが、2020年度の採用活動に向けて、良いスタートが切れたと考えております。

ご協力いただいた皆様に、重ねて厚くお礼申しあげます。

誠にありがとうございました。

 

学校法人大和学園

田中幹人・安原善則

京都観光アカデミックアライアンス創設記念シンポジウム

専門学校から大学院までの観光教育機関が連携する「京都観光アカデミックアライアンス(K2A2)」の創設記念シンポジウムが9月9日(日)、京都大学で開催されます。観光事業の経営者や、観光業界で働きたい学生、観光について学びたい学生に対し、学校選びのヒントをお届けします。パネルディスカッションでは、国際貢献学部グローバル観光学科長のジェフ・バーグランド教授がパネリストとして登壇。皆様の参加をお待ちしております。

日にち:2018年9月9日(日)
時間 :14時30分~16時30分 シンポジウム、17時~立食交流会(要申込/参加費2,500円)
場所 :京都大学国際科学イノベーション棟5階 シンポジウムホール
(京都大学吉田キャンパス内)
申込み:9月6日締切(定員になり次第締め切らせていただくことがあります)
お問い合わせ:https://peatix.com/event/408058/
主催:京都観光アカデミックアライアンス(京都大学経営管理大学院、京都府立大学、平安女学院大学、大和学園、京都外国語大学 )
後援:京都市、京都市観光協会

■■■ プログラム ■■■
【ご挨拶】糟谷範子 京都市観光政策監
【パネルディスカッション】
抹茶 団子 台湾人ライター
ジェフ・バーグランド 京都外国語大学教授
前川 佳一 京都大学 特定准教授
宗田 好史 京都府立大学 副学長
田中 幹人 大和学園理事・法人事務局長
※敬称略

 

アカデミックアライアンスチラシ

専門学校のアクティブ・ラーニング〜今、求められる「授業改革」〜

京都調理師専門学校のSです。最近は、アクティブ・ラーニング研修会に参加させていただきました。
テーマは、「なぜ、今アクティブ・ラーニングなのか?」ということで、お話を伺いました。

アクティブラーニングとは?

まず、「アクティブ・ラーニングとは…」ですが、文科省の用語の定義によると「教員による一方向的な講義形式の教育とは異なり、学修者の能動的な学修への参加を取り入れた教授・学習法の総称。学修者が能動的に学修することによって、認知的、倫理的、社会的能力、教養、知識、経験を含めた汎用的能力の育成を図る。発見学習、問題解決学習、体験学習、調査学習等が含まれるが、教室内でのグループ・ディスカッション、ディベート、グループ・ワーク等も有効なアクティブ・ラーニングの方法である」とのことです。

 

今回の研修の目的は、

 

  1. これからの新しい社会の中で「生き抜く力」について認識する
  2. 「教育改革」の背景を確認する
  3. 「アクティブ・ラーニング型授業」の重要性を理解する

ことでした。

既に高等学校では、アクティブ・ラーニングに関しての取り組みが推進されており、いくつかの事例を基に紹介がなされました。特に、隠岐島前高校の、明日の地域を担う人材育成を目的とされた取り組み「地域生活学:地域社会における自立と協働を学ぶ科目」や「グローカルヒストリー:地域と世界両方の視点から歴史を学ぶ科目」などは、学校のみならず地域の活性化にもつながるCSV的な活動として大変興味深い内容でした。

(隠岐島前高等学校HP:http://www.dozen.ed.jp/

専門学校の授業でのアクティブ・ラーニングはどうなるか?

専門学校の授業は、特に実習科目を中心に既に「アクティブ・ラーニング」を実践しているところも多いですが、講義科目についても取り入れていくことで、「社会で自立して活動していくために必要な力」を醸成できると考えます。
京調校では、一般開放している「レストラン実習」と講義科目を連動させた新たな科目「レストランプロジェクトマネジメント」を新設しようと、現在カリキュラム検討WGにて議論しております。

その中で、アクティブ・ラーニングによる学生の主体性をさらに高める取り組みにチャレンジしようとしていますが、他にも「スモールスタート」で少しずつでもアクティブ・ラーニングを増やしていければと考えます。ただ、その際は、アクティブ・ラーニングの展開を目的にするのではなく、あくまで教育効果の最大化という視点で考えていくことを忘れずに進めていきたいと思います。

資料の中にもありますが、近い将来、「課題解決」「問題発見」が得意で、自分からどんどん学べる、主体的なスーパー高校生が入学してくることは確実です。今後アクティブ・ラーニングを受けてきた「高校生にも選ばれる学校」になるために、頑張っていきたいと思います。

担当授業から学んだアカデミック・インテグリティ

京都栄養医療専門学校のAです。こんにちは。

数年前、ある非常勤の先生の実験助手を担当していた時の話になります。

京栄校の管理栄養士科・栄養士科では実験の授業があり、授業内では危険な試薬や複雑な操作、難しい計算を実施することもあります。その先生は授業の中で常に、「失敗したときはなぜなのかということを必ず分析し次に活かすこと、分からないことに直面した時はまずそれらを受け入れ、自分なりに考え、答えを導こうとすることの大切さ」について熱心に指導をされていました。

結果ばかりにとらわれるのではなく

自ら考え行動することの大切さを私も学ばせていただき、私自身の業務姿勢にも良い影響を与えていただいたように感じます。以後、私も授業に入る際にはこれらを念頭において学生指導に当たるように意識しています。

学生にとって自ら考え行動することや何事にも真摯に向き合う姿勢を持つことは、授業のみならず就職活動や各種試験の勉強、卒業後に社会に出たときなど、あらゆる場面において必要なことであると感じます。現状と向き合うことは苦しいこともあるかもしれませんが、それらから目を反らさずに取り組むからこそ成長することができます。

学生が学校生活や授業を通して知識や技術のみならず考える力を身に付け、社会に出た時の一助となることができるよう、日々の授業運営に努めていきたいと考えます。またアカデミック・インデグリティを実践していくにあたり、回りの先生方の行動や発言により多くのことを学ばせていただき、日々良い刺激を受けております。

 

私自身もそのような影響が与えることができるような人物になれるよう、今後とも学生指導や様々な業務に取り組んでまいりたいと思います。

学校としてSNSの付き合い方、ポリシーなど

教職員の皆さん、こんにちは。事務局のFです。暑くなってきましたね。。。

さて、すでにご承知のとおり、SNSに関連する規定を大和学園では策定しています。

SNS便利だが、、、学校法人としてどう対応していくか。

SNSは手軽かつ即時に情報発信できる大変便利なツールですが、その反面、じっくりと考えることなく情報を発信してしまうと、相手を傷つけたり、ウソの情報を拡散するなど、トラブルの元になりかねません。また、私的な発言が誤解を招き、自身だけでなく家族や周囲の人々、そして学園や所属する校・部署にも危害がおよぶこともあります。

ガイドラインを定めたが、、、

これまでも学園ではSNS利用のためのガイドラインを定め、教職員の皆さんに啓発してきました。

しかしながら、さらに強化が必要という内部の議論の中、想定外の事態をなくため、よりわかりやすい表現や例を追記することで、運用にあたっての注意喚起をさらに行っています。

◆情報セキュリティポリシー「⑥HP・SNS利用スタンダード」

①SNSの種類を現在の利用状況に合わせて修正
②「SNS利用のためのガイドライン」との関連を追記。

◆SNS利用のためのガイドライン(教職員向け)

①SNSの種類を現在の利用状況に合わせて修正
②私的な行為と学園・学校とを結びつけないよう免責文に関する事項を明記
③アカデミック・インテグリティの視点での投稿記事の確認
④情報発信の内容で守秘義務のある情報や機密情報の事例を記載
⑤情報発信の時間に関する注意事項を追加
⑥利用心得に「他人・他組織への批判はしないこと」を追記

 

いかがでしたか?

こうした取り組みを実践することで、透明性の高い学校法人の運営を行なっています。

学生たちが製造から販売まで運営するショップ&カフェ実践

京都製菓製パン技術専門学校の教員Oです。

本日は授業紹介。

パティスリー・ショコラ上級科の2年生は、週に1回一般のお客様に向けて洋菓子の販売を行っています。

この授業では学生が主体となり、6種類のケーキを約300個製造し販売していますが、ただケーキを製造するだけではなく、事前の製造計画や仕上げのデザイン、販売に使用するプライスカード作成など、販売に携わる一連の作業を全て学生が行っています。

 

 

衛生面においては日頃から十分に注意しています

以前から行っていた従来の実習はもちろん、こういった実践授業では更に異物混入など発生しないよう、

さらに気を引き締めて行うようになりました。
このように学生が主体となることで、学生個々が作業一つひとつ責任を持って製造するようになり、卒業後の就職先で即戦力となる力が身についています。
またお客様アンケートを活用し、接客サービスやケーキの出来栄えなどのご意見を販売終了後の反省会ですぐさまフィードバックすることで、学生がより能動的に授業を取り組む姿が見られます。

 

カフェスイーツ上級科、パン上級科、和菓子上級科も学科ごとにオリジナリティあふれるショップ・カフェを運営し、お客様から大変好評を得ています。今後も学生のやる気を全面的にサポートすることで主体性を伸ばし、学生自ら考えて行動するOutcomesを意識した授業展開を心がけ、中核的専門人材の養成に取り組んでまいります。

 

 

大和学園の事務局担当者のブログです。taiwaの最新情報や京都にまつわる話等日々配信中