『鳥の目』『虫の目』『魚の目』常に全体を見渡せ、周りを把握できる眼力をつける。

こんにちは。京都栄養医療専門学校で調理を担当しているKです。

私が担当している実習関係の授業では絶えず、周りに危険が付きまとっているので、常に緊張感を持っての学生指導が必要です。

今回は、実習場での事故を未然に防止するという観点から、常に実習場全体を把握し、全ての周りを見極め、危険が起こる可能性のある状況に対して、未然に対応するための心構えについて書かせていただきます。

『鳥の目』、『虫の目』、『魚の目』という言葉があります。この言葉は普段は経営の中で使われますが、実習の中でも考えることができます。

『鳥の目』とは、大所高所から広い視野でもって物事全体を見つめていくことで、実習場においては、常に学生全体をよく見て、把握する必要があります。

また、『虫の目』とは、足元を見つめ直すという意味で、虫の目のように低い位置から見てみると、上からは見えなかったことも見えてきます。つまり、一人ひとりの学生に対して、個々の行動を把握し理解することも必要になります。

 

『魚の目』とは、時代の流れを見極める目という意味ですが、魚は目では見ることのできない川の流れを体全体で感じ取っています。実

習の流れの中でその時々を頭だけでは無く、体全体でよく理解し、把握をすることも必要になってきます。これら3つの視点においては、個々に行なうのではなく、同時に、行っていくことが危険防止という面から必要になってきます。

実習場全体の把握は、『鳥の目』、学生一人ひとりの行動の把握には『虫の目』、実習の流れの中での状況の把握には『魚の目』、今後もこの3つの目を活用して、事故ゼロで想定外を無くし、学生にとって安全で知識・技能が身に付き、満足度の高い事故ゼロの授業にしていきたいと思います。

 

調理の授業

2020年卒、採用スタート!【大和学園】

皆さんこんにちは。採用担当のTです。

さて、この度学校法人 大和学園では、

この3月1日より、2020年卒新卒採用(総合職)を開始します!

リクナビ、マイナビよりエントリーの上、ご参加ください!!

関連記事:

採用説明会の様子を紹介しちゃいます http://www.taiwa.ac.jp/recruit/blog/posts/108

 

 

 

京都私学振興会賞 私学振興賞Ⅱ(透析食講習会)

2012年より実施している透析食講習会の取り組みが、特色ある教育計画として「京都私学振興会賞 私学振興賞Ⅱ」を受賞いたしました。
透析食講習会は年に1回京栄校を会場とし、京都市、京都腎臓病患者協議会、京都透析食腎臓食研究会を主催しています。学生が調理デモンストレーションや栄養講座を行ったり、

学生が患者様や現場で活躍する管理栄養士と交流したりすることで、コミュニケーション力や学習意欲を高めることに役立っています。
今年で7回目となりますが、貢献できるよう皆で努めていきます。

 

透析講習会

京都調理師専門学校で働くということ。

こんにちは!京都調理師専門学校 教員のUです。

京都調理師専門学校の先生ってどんな働きかたをされているの?という質問を

よく就職活動の学生さんからいただきます。今日はそんな疑問にお答えしたいと思います。

学科の教員の先生方はそれぞれが専門とする料理分野があり、

あらゆる国の料理の考え方や人生観などをもった人材が集まっています。

そんな、個性あふれる京調校学科の働き方改革を、料理業界にたとえ、2つご紹介させて頂きます。

①『さ・し・す・せ・そ』

皆様もご存じの通り、料理を作るには基本的なルールや順番があります。しかし現代では、科学的に証明された新たな調理法や考え方などを取り入れることは大変重要です。また、料理現場を支えるのは、若い人材達。そういった人材のパワーやフレッシュな意見を取り入れた運営、経営することが良い店づくりにおいて大切です。

そこで! → 思い込みや考え癖(思考パターン)をぶち壊す!!

業務を行う中での根本的な考えを取り壊し、新たな発想でものごとを考え、効率よくできる方法を常に考えています。さらに、不要な業務であると判断したものを思い切って廃止、また改善を積極的に行っています。

②『ともに働く人、家族』

料理業界では、共に働く人を家族と考えます。本当の家族より一緒に過ごす時間が長く「まかない」などの食事も共にします。まかない=コミュニケーションをとる場所、仕事を楽しく行うための休息。また、スタッフの関係は厳しい上下関係のもと成り立っていますが、「上下」だけではなく平等でフラットな「家族」と考え、常にスタッフが楽しく働ける環境こそが、お客様に喜んで頂ける良いお店になると考えています。

そこで! → 一人はみんなのために、みんなは一つの目的のために!!

業務中だけでなく、食事の時間なども教員同士がコミュニケーションをとり、業務の目的や考え方など常に共有することに取り組んでいます。常に相手の立場に立ち、物事を考え、「助けあう」という根本的な考え方の徹底を改めて行っています。

今回は当たり前の行動や考え方の改善をご紹介させて頂きました。まずは、これまでの取り組みを見直し、改めて学科全体での意識統一、一致団結し、より良い職場環境の構築に努めてまいります。

 

すべては共に働く仲間のため、京調校で学び卒業する学生のため!

改めて感じる学びの大切さ

ラ・キャリエールのOです。

この度、食生活アドバイザー2級の試験を受験し、資格を取得いたしました。
ラ・キャリで一般の方に料理を教え、様々な質問を受ける中で、自分自身の知識の幅をもっと広げていかないといけないことを痛感し、受験を思い立ちました。

試験に合格し資格を取得したことはもちろん嬉しいことではありますが、それよりも受験に向けて勉強をする過程で新しい知識を沢山身につけたり、今までぼんやりと理解していたようなことが明確になることが楽しく、新鮮でした。

資格は取得してからどう活かすかの方が大切に思います。受講生と積極的にコミュニケーションを取り、受講生の「不」を取り除くことのできるインストラクターとしてより一層精進してまいりたいと思います。

学生の目線で考えることの大切さ。

こんにちは!

京都調理師専門学校 管理部のMです。

今日は「学生の目線で考えることの大切さ」についてお話ししたいと思います。

 

これまで自ら経験したことを踏まえて、様々な状況に対応出来る準備を事前にしておくことや、予想外の状況に陥った際、柔軟に対応出来る力を日頃から身に付けていることが大切だと改めて感じています。

私が携わっている業務の中に、日本学生支援機構の奨学金に関する業務がありますが、先生方のように、日頃は学生と接する機会があまり無いため、申込から卒業前までの手続きについての学生指導には、頭を悩ますことも多くあります。

今年の入学生では、誓約書に【緑色のボールペンで名前を記入】【印鑑の上下を逆に押印】 など、私の常識では考えられないことが起こりました。そのような学生に対して、

一瞬唖然とする一方、いかに自分を中心として事前の説明を行っていたか、学生の目線で物事を考えていなかったのだと気付きました。

 

この業務には10年以上携わっていますが、担当となった当初の頃と現在の学生とでは、同じような対応では理解させることが難しいと実感しています。

 

自分にとっては当たり前のことであっても学生にとっては初めてのこともあるでしょう。読むことを極力嫌う現在の学生に対して、より見やすく解りやすい説明文を作成するなど、まだまだ試行錯誤の中で指導を続けています。

将来社会に出た時に学生が想定外のこととして困らないよう、学生の目線に立つことを忘れず、今後も一つひとつ丁寧に指導を行っていきたいと思います。

学生対応

火災だけでなく、地震にも備える安全・安心な校舎に!

キャリエールホテル旅行専門学校 教務部のTです。

このたび、防災管理者講習を受講させていただき、防災管理者の資格を取得いたしました。

消防法では8階建ての建物は延べ床面積2万㎡以上で防災管理者の設置義務が発生します。

例えば、キャリエールホテル旅行専門学校の河原町校舎は2万㎡未満のため法律上の設置義務はありませんが、

2018年は6月に大阪北部地震、そして7月には大型台風が起きたことで、

防災についても知識が必要であると感じ、防災管理者講習を受講させていただきました。

火災が発生した際は、初期消火や通報、避難と初期対応の迅速さが求められるのに対し、地震は犠牲者のほとんどが家具等の転倒が原因であることから、起こる前の備えが一番重要であると感じました。

現在、定期的に防災訓練を行っておりますが、今後は校舎の衛生委員を中心に日々の地震対策についても意識し、安全・安心な校舎管理に努めてまいりたいと思います。

右京区・右京消防署・太秦病院との防災協定を締結

このたび、2018年7月5日(木)に太秦キャンパス・ホスピタリティホールにて、大和学園、右京区役所、右京消防署、太秦病院の4者による「防災及び災害時支援に関する協定」締結式が、田中誠二理事長、西田右京区長、名畑右京消防署長、加茂太秦病院理事長の各代表者をはじめ、

右京区や安井、太秦、山ノ内学区の各自治連合会会長、各消防団分団長出席のもと、開催されました。

この防災協定は、京都市山ノ内浄水場跡地活用事業の基本協定に基づき、右京区における地域防災力を向上し、災害発生時の迅速な支援体制を確立するため、下記の活動について、4者で連携することを目的に締結されました。

 

<平時>

・地域の自主防災会等が行う防災活動への参加
・京都学生消防サポーター及び消防団の活動に関する周知、地域の自主防災会等との協力による防災意識の啓発イベントの実施等

<災害発生時>

・災害ボランティア募集情報の周知、保有する備蓄物品等の提供・貸与
・臨時の災害対応設備等設置場所としての提供等

6月18日には大阪北部地震や7月の西日本豪雨では、大きな被害がもたらされました。

そのような中、防災について連携することで、右京区民の皆さんや学生の安心・安全を確保するため、取り組んでまいりたいと思います。

 

防災協定

京都市「真のワーク・ライフ・バランス推進事業」における大和学園の表彰について

本学は2019年2月6日、
京都市より「真のワーク・ライフ・バランス」推進事業」において
「ひと」部門(*「ひと」部門・・・男女共同参画や女性活躍などで特色ある取組)
で表彰を受けることとなりました。
今回、教職員に対してのキャリア・ライフ・バランスの取り組みや
年次有給休暇を一人10日取得するという具体的な目標の達成に向けた取り組み、
太秦キャンパスを中心としたまちづくりへの取り組みを評価いただきました。
今後も継続して、学生にとって学びやすい、教職員にとって働きやすい職場づくりを推進してまいります。
参考:学校法人の働き方改革について語ってみる。
法人事務局人材開発グループ部長の辻尚志が京都市のイベントに出演!

大学コンソーシアム京都さんと連携!外国人向けの料理教室

去る1月16日に大学コンソーシアム京都の短期留学生の参加者29名が日本料理の講習会を受講されました。

手まり寿司と笹巻き寿司を実習し、盛り付け体験もしてもらいました。

慣れないお箸を使いながら、様々な盛り付けでとても楽しんで実習されていました。

今回は2週間に渡り様々な大学や短大などでプログラムに参加されましたが、本プログラムは大変好評なプログラムとなり、最後のフィードバックでも、7名の学生がBest 3 Activitiesに選んでおりました。

以下はその理由です。
○Cooking: can impress friends at home with sushi.
○I liked these activities the most because I have an interest in creative
arts and it was good to see creative arts in Japan first hand.
○There are my first time to do there. About cooking class, I love it.
○Japanese cooking was great to be participated.
○The topic of these activities really attract me very much, especially
about some kind of things we can make on our own and bring it back home.

本校としては新たな取り組みとなりますが、日本への留学に興味がある方をお迎えして
今後の留学生獲得につなげていきたいと思います。

H先生ありがとうございました!

 

大和学園の事務局担当者のブログです。taiwaの最新情報や京都にまつわる話等日々配信中