笑顔がもたらす快適な環境

京都製菓製パン技術専門学校 教員のYです。
快適な教育・職場環境の創出ということで思い浮かぶのは、やはり笑顔溢れる中、活き活きと働くことが出来る環境かと思います。
周囲を元気にしてくれる人が多ければ集団は活気づくものですが、「周囲を元気にしてくれる人」というのは、笑顔が素敵であったり声が快活で元気があったりと、「ポジティブな自分」を周りに出している人だと思います。
そのような人は自然に笑顔が出ているという場合もあるのでしょうが、周りの人のことを考えて笑顔を提供してくれているのだと思います。「笑顔を作る」といいますが、笑顔が周りに影響を与え、場が和むことで自身の状態も良いものになるというプラスの連鎖が働くのではないでしょうか?
ところで、笑顔と一口にいっても一種類だけではありません。口角を上げるだけの「静かな笑み」から、「大笑い」まで表情によっても変わります。
笑顔の種類として、
1愉快な笑い 2社交の笑い 3作り笑い 4極限状態の笑い
があると言われています。この中で、2社交の笑いが約80%を占めるそうです。
社交の笑いには、3の作り笑いや愛想笑い、礼儀の笑い、強制の笑い、気まずさの笑いなど、「愉快だな、楽しいな」という笑いではないけれど、周囲とのコミニュケーションを図り、笑顔を作っているというものが含まれています。
話がはずむ時というのは、両者が同じ響きを持って会話をし、体を使って反応をする時です。
教育の場や職場環境を快適にするために、2の社交の笑いを意図的にどんどんして、笑いを増長させて良い環境を作っていきましょう。
※ただし、相手にマイナスを与えると思われる笑顔(邪悪な笑いや独善の笑いなど)にはご注意を!