大和学園田中幹人事務局長京都観光アカデミックアライアンス シンポジウム

この度、京都で観光を学ぶカリキュラムを提供する教育機関が横の連携を取っていこう、ということで、「京都観光アカデミックアライアンス」を企画しそのシンポジウムに本学園の田中幹人が登壇させていただきましたのでご報告申しあげます。

大和学園田中幹人副理事長登壇イベント
大和学園田中幹人副理事長登壇イベント

 

京都観光アカデミックアライアンスの概要(案内チラシより)

「観光について学びたいんやけど、どこのガッコ行ったらええんやろか?」
京都観光アカデミックアライアンスは、そんな疑問にお答えするべく、専門学校から大学院まで、様々なレベルの観光教育機関が連携しました。
現場実務から経営戦略まで、広範囲な人材育成を対象としています。

このお披露目シンポジウムでは、あらゆる観光事業の経営者や、観光の仕事に就きたい学生さんに、どの学校の門をたたけばよいのか、ヒントをお届けします。
さらに、副題にある ”「一見さんおことわり」で儲かる!?” その意味について、難しく議論するのではなく、シンプルに考えてみましょう。きっと観光の未来がみえてくるはずです。

京都市からのご挨拶およびパネリストからのプレゼンテーション、

パネリスト同士によるディスカッション

当日は雨にも関わらず、100名強の方が会場に足を運んでくださいました。

 

■ご挨拶 
糟谷範子 京都市観光政策監

■パネリスト:
抹茶団子 台湾人ライター
ジェフ・バーグランド 京都外国語大学教授
前川 佳一 京都大学 特定准教授
宗田 好史 京都府立大学 副学長
田中幹人  大和学園理事・法人事務局長(現在副理事長)

田中幹人大和学園より

社会人のリカレント 教育の必要性が強く叫ばれる昨今、

多大なるご理解と協力を賜り、本当にありがとうございます。

田中幹人京都講演

専門学校のアクティブ・ラーニングをどう充実させるのか。

先日(公社)全国調理師養成施設協会近畿中国四国地区協議会の研修会に参加させていただきました。
テーマは、「なぜ、今アクティブ・ラーニングなのか?」ということで、お話を伺いました。

まず、「アクティブ・ラーニングとは…」ですが、文科省の用語の定義によると「教員による一方向的な講義形式の教育とは異なり、学修者の能動的な学修への参加を取り入れた教授・学習法の総称。学修者が能動的に学修することによって、認知的、倫理的、社会的能力、教養、知識、経験を含めた汎用的能力の育成を図る。発見学習、問題解決学習、体験学習、調査学習等が含まれるが、教室内でのグループ・ディスカッション、ディベート、グループ・ワーク等も有効なアクティブ・ラーニングの方法である」とのことです。

今回の研修の目的は、

  1. これからの新しい社会の中で「生き抜く力」について認識する
  2. 「教育改革」の背景を確認する
  3. 「アクティブ・ラーニング型授業」の重要性を理解する

ことでした。

既に高等学校では、アクティブ・ラーニングに関しての取り組みが推進されており、いくつかの事例を基に紹介がなされました。特に、隠岐島前高校の、明日の地域を担う人材育成を目的とされた取り組み「地域生活学:地域社会における自立と協働を学ぶ科目」や「グローカルヒストリー:地域と世界両方の視点から歴史を学ぶ科目」などは、学校のみならず地域の活性化にもつながるCSV的な活動として大変興味深い内容でした。

(隠岐島前高等学校HP:http://www.dozen.ed.jp/

専門学校の授業は、特に実習科目を中心に既に「アクティブ・ラーニング」を実践しているところも多いですが、講義科目についても取り入れていくことで、「社会で自立して活動していくために必要な力」を醸成できると考えます。
京調校ではアクティブ・ラーニングによる学生の主体性をさらに高める取り組みにチャレンジしようとしていますが、他にも「スモールスタート」で少しずつでもアクティブ・ラーニングを増やしていければと考えます。ただ、その際は、アクティブ・ラーニングの展開を目的にするのではなく、あくまで教育効果の最大化という視点で考えていくことを忘れずに進めていきたいと思います。

資料の中にもありましたが、近い将来、「課題解決」「問題発見」が得意で、自分からどんどん学べる、主体的なスーパー高校生が入学してくることは確実です。今後アクティブ・ラーニングを受けてきた「高校生にも選ばれる学校」になるために、頑張っていきたいと思います。

この度は貴重な機会をいただきまして、ありがとうございました!

 

 

ワイン見学に行ってきました。

キャリエールで教員をしていますMです。

学生と一緒に丹波ワイン様へワイナリー見学に行ってまいりました。

学生達は、前期座学授業「ワイン概論」でワインの醸造について学んでおり、この見学を通して理解を深める行事としております。

まだ収穫されていないブドウを食したり、醸造過程や熟成庫を見ることは、とても良い経験となったと思います。

ワインの香りも品種や醸造法の違いで感じることができました。ぜひ、この経験を活かしてほしいです。

ブライダル学科の集大成!!

こんにちは!キャリエールで教員をしているTです。

キャリエールホテル旅行専門学校ブライダル学科2年では、新郎新婦おふたりの「想い」を「形」として表すことのできる人生最大のセレモニー「ウエディングパーティ」の授業を行っています。

この授業では学生たちがサービス役とゲスト役のふたつに分かれ、自分たちで役割分担を行い結婚式当日の披露宴を創り上げていきます。披露宴を取り仕切るキャプテンやMC、音響照明、またスタイリスト役においては新郎新婦のトータルコーディネートまで行います。

婚礼料理においても、ラ・キャリエール クッキングスクールの先生方が実際に調理してくださり、学生たちが提供を行っています。1年次から積み上げてきた知識や技術を活かし、学生たちが相互にコミュニケーションを取り合いながら協働し、ひとつの披露宴を創り上げるこの演習授業は、まさに競合他校にはないキャリエール独自の「taiwa流 職業型実学教育」ではないでしょうか。

今後も学生たちが自ら考え行動し、ひとつの目標に向かって全員で計画的に突き進んでいけるような授業を、今後も構築していきたいと思います。

2018年度卒業式を挙行しました!

学校法人 大和学園 2018年度卒業式を挙行!

約800人の学生がご卒業!

教職員一同、今後のご活躍を祈念しております。

いつでも遊びに来てください!

京都栄養医療専門学校

京都調理師専門学校

京都製菓製パン技術専門学校

キャリエールホテル旅行専門学校

学校法人 大和学園グループ

 

各部署の今年の取り組み:執筆大和学園田中幹人(京都市)

気持ちを新たに各部署の今年の取り組みについてご紹介させていただきます。

(執筆:学校法人大和学園田中幹人)

個々の力を全体の力に、京栄校・学科の未来づくりを推進

影山 弘典(京栄校 校長)

1974年に京都栄養士専門学校として開校して45年、卒業生もまもなく10,000人を超えようとしています。先人の学校への想いと職業教育への取り組みをしっかり受け継ぎ、教職員心ひとつに教職協働して、ビジョン実現と目標達成を好循環させる学校運営と、京栄校・学科の未来づくりに邁進します。

私たちの強みはおもてなし精神です!

仲田 雅博(京都調理師専門学校校長)

本校の調理教育では、調理師になるための技術と知識、さらにレストラン運営の実践指導を含めての教育を本校でしかできない形で教育しています。食とはただお腹を満たすだけでなく、心も満たす物でなければなりません。そこには、おもてなしの精神が最も大切です。それが、繁盛店を切り盛りできる秘訣です。

私たちの強みは教育力と実践力です!

鮫島 孝宏(京都製菓製パン技術専門学校校長)

製菓の世界で一番信頼される学校であるために必要な知識、技術の習得はもちろん、魅力あふれる人材になれる環境があります。また、店舗実務を通して得ることのできる「おもてなし精神」と「実践力」は業界からの評価も高く他校との差別化になっています。今後は随所にイノベーションを展開し、「教職協働」のもと全力で取り組み、学びやすい環境、教えやすい環境について、さらなる高みを目指します。

私たちの強みは教職員の距離間です!

楠井 秀和(京都ホテル観光ブライダル専門学校校長)

キャリエールは、フロアに全部署が集まっています。だからこそ、教職員間の距離が近く、あらゆる情報が目に、耳に入ってくるため、部署間の情報共有、連携がしやすい環境です。まさに教職協働が実践できる土壌があり、その距離感が強みの一つです。厳しい現状を一致団結し、乗り越えていきたいと思います。

個々の高い専門性が強み!

田中 幹人(法人事務局 局長)

法人事務局は学園の「縁の下の力持ち」とはよく言われたものですが、4つの部署のそれぞれの職員が高い専門性を発揮し、日々の学園運営が円滑に進むよう一生懸命努力しています。なお、「事務局は静かで入りにくい・・・。」そんなことはありません!個性豊かなメンバーで、風通しの良い職場環境づくりにも取り組んでいます。(最近、机のローパーテーションも撤去しました。物理的な距離も撤去という具合です(笑)

 

大和学園理事メンバー写真

大和学園理事メンバー写真

総合職内定者研修京都栄養医療専門学校田中幹人
総合職内定者研修京都栄養医療専門学校 撮影田中幹人

法人事務局

所属 名前 キーワード 抱負
法人事務局長/ラ・キャリ校長 田中 幹人 起業家精神 外部環境は厳しくなる。職業教育事業・生涯学習事業の充実のみならず、創業100周年に向けて起業家精神を持って取り組み、次代を切り拓く。
財務会計グループ
主任 二宮 麻結 頭も心も広く柔らかく 学園内外の様々なことを自分事として吸収し、柔軟に理解し、大きく広げていけるよう取り組んでいきます
中川 愛 一歩先 何事も「自分事」として捉えて常に相手の気持ちを考え行動する。一歩先を読めるよう心掛ける。
吉村 惠美 冷静沈着 忙しくなると余裕がなくなり業務が悪循環になりがちだが、どんな時でも常にまわりを見られるように心がけたい。
人材開発グループ
次長 安原 善則 相互理解 相手の立場や背景を慮ることで教職協働は促進されます。猪突猛進とばかりに一方向のコミュニケーションにならぬよう、気をつけたいと思います。
村上 康子 価値観 価値観は人によって違うものであり、お互いの価値観を認め合うこと、違う価値観を受け入れることで成長できることもある。
総務・経営情報グループ
主任 髙橋 周二 相乗効果 旨味をもたらすアミノ酸は、2種類以上を合わせることでより強く感じられるように、協働の相乗効果によって1+1=2を上回る成果をめざしたい。
太田 敦久 懇切丁寧 細かいところにも気を配り、親切に接することで、様々な方のお役に立てればと思います。
川勝 直子 適切な距離感と緊張感 お互い甘えることなく、自立した仕事をそれぞれが完遂されることが大切。
馬場 理爾 和を以て貴しとなす 聖徳太子の言葉から。人の和が何より大切だという気持ちで、分けへだたりなく、よく話し合う(そうすれば判断を誤ることなく、物事も成就する)。
伴 康代 二人三脚 気配りを忘れず、相手に歩調を合わせることで双方が満足する結果を出していきたいです。
脇阪 馨 ヒアリングを大切に どんなご依頼でも「教職協働」を念頭に、業務を進める前にご要望や課題をうかがってしっかりと内容を把握し、ご希望に沿った結果をお返しできるように努めます。

 

 

大和学園田中幹人より

私たちの部署は様々な個性(専門性)をもった集まりです。4月からは秘書室もできました。学園の将来計画の完遂に向けて、サイボウズやWin10のリプレイス、CSV活動の推進、HPやプレスリリースによる学園情報の発信、秘書業務、高等教育無償化の申請サポートなど多方面にわたる業務を今年度進めています。他企業での経験やこれまで培った知識を駆使して、「教職協働」のもと、教職員の皆さんのお役に立てるように日々頑張っていきたいと思います。

ルールは破られるためにある?!

私達の業務は「ルールを守る」という前提ですすんでいますが、こと安全に関してはそれでは通らないことがあります。

 「マニュアルを逸脱する従業員などいるわけない」という気持ちが、事故を見えなくすることがあります。

ある食品会社の工場では、フォークリフトが周りの人との接触事故を防ぐため、フォークリフトが動いている間は、周囲の人間はフォークリフトの3m以内に絶対近づかないという規定を作成し、現場に厳守を誓わせたそうです。

 しかし、普段工場内に入らない事務の職員が初めて現場に入ることがあり、それが事故に結びつきました。事務員は、作業中の従業員に連絡事項があったので、「3m以内」に近づくしかありませんでした。また、他社からの訪問者も、その人なりの常識にしたがって行動します。

「周りにいる人は安全のルールを守ってくれる」と作業者が思い込むことこそ危険だったのです。

 学校という場においても、様々な部署があり、学校全体でのルールは認知していたとしても、各部署内での決まり事などは把握できていないことがあります。

自らの中では広範囲での常識やルールだと思っていることが、実はごく身近な人だけのものになっていないかなど、マニュアルを逸脱する人が「必ずいる」ことを想定して業務に取り組んでまいりたいと思います。

募集!!フードインキュベータで働いてみませんか?

なんと時給2000円でフードインキュベーターに!

公募については3月中に締め切ります。

質問やぜひ興味がある!などございましたら、お問い合わせをお願いします。

どんな求人?

これからカフェや飲食店を始めたいけれど、いきなり始めるのは不安な方、

すでに開業計画があるが、始める前にノウハウを身につけたいという方に朗報です!

時給2,000円で「フードインキュベーター※」で働いてみませんか?

※インキュベーターとは起業や新規事業開発を支援する施設・仕組みのことです。

 

将来カフェや飲食店の経営を考えている方を対象に、施設で一定期間食事を提供していただき、開業・起業や新規事業立ち上げに必要なメニュー構築やノウハウを身につけて頂くことができます。

 

問い合わせ先:

TEL 080-6106-2218 担当 ハシテラ
 https://www.phoenixi.co.jp/
y.hashitera@phoenixi.co.jp

 

チラシ

求人内容

京都私学振興会賞 私学振興賞(透析食講習会)

2012年より実施している透析食講習会の取り組みが、
特色ある教育計画として「京都私学振興会賞 私学振興賞」を受賞いたしました。
透析食講習会は年に1回京栄校を会場とし、京都市、京都腎臓病患者協議会、京都透析食腎臓食研究会を主催しています。学生が調理デモンストレーションや栄養講座を行ったり、学生が患者様や現場で活躍する管理栄養士と交流したりすることで、コミュニケーション力や学習意欲を高めることに役立っています。
今年で7回目となりますが、貢献できるよう皆で努めていきます。

京栄校管理栄養士科で意識していること。

教員のSです。

管理栄養士科へ入学した学生は、将来への希望や期待を抱いて学生生活を送ることになりますが、入学後早期のモチベーション低下の原因として、授業内容と管理栄養士という職業とのギャップがあります。
特に1年次は、実際の仕事内容が見えにくい授業が多いため、積極的に現場の管理栄養士との接触が図れるよう努める必要があります。今年度、私が担当した1年生には、多くの透析患者が参加される透析講習会、高校のスポーツ選手をサポートする栄養サポートチーム、各病院主催の栄養教室などへ多数参加させ、管理栄養士のイメージを持っていただくことを意識しました。

今後も担当する教員一人だけではなく、学校全体が信頼のおける存在であることが理解されるよう、今後も日々の授業やクラス指導に取り組んでいきたいと思います。